緑香庵通信

三軒茶屋から世田谷線で6分・松陰神社前のアロマテラピーサロン。

冷房恐るべし

2008-08-04 18:12:41 | 「緑香庵」的なもの

暑い日が続いております。毎晩寝苦しいです。
これだけ暑いと冷房もやむなし、無理をしては命に関わる。
頭も全く働かなくなってくるし、仕事になりません。
クーラー嫌いの私でも半日以上はお世話になっておるのですが、
そういう日が何日か続くと、とたんに毛穴が閉じ気味
なってくるのがわかります。
梅雨の終わり頃ようやく毛穴が弛み出して、
気持ちよく汗がかけるようになってきたところだというのに。

まあ、仕方ありません。
慢性の運動不足でもあるし、そもそもが私は「閉まる」方向へ
行きたがる体質なわけだし。
それにしても身体の芯に熱をためこんだまま
なんとなく冷えてしまうのは、とても苦しい。
とはいえ体感上は暑いので、お風呂にゆっくりという
気分にもなかなかなれません。
シャワーなら何回でも浴びたいんだけどね。

■ 腰湯と足湯
そこで今年も腰湯です。
タライと洗面器を並べて、タライにお尻を、洗面器に足を
同時にチャポーンと浸けて温まりながらのシャワー。
これは気持ちいいです。
上半身はお湯につかってないので楽だし。
温かさを心地よく感ずるということはつまり、
冷えていたということですね。
温めると、思いのほか冷えていることに気づかされます。
こうして毛穴がちゃんと開いた状態で抵抗無く汗を出せると、
汗自体は苦にならず、むしろ気分爽快、
身体に溜まったものが解消され軽くなる感じがします。
夏バテ気味で、この暑さがこたえるなあと思ったら、
腰や足を温めてみてはいかがでしょう。
(もちろん昼間の熱中症には気をつけてくださいね)

また、よく汗をかく今の季節は、尿の量が減る分、
尿の濃度が増すので、泌尿器系のトラブルも起こりやすくなります。
腰回りを温めるついでに、ティートリーやサンダルウッド、
ユーカリ
などの精油を2~3滴タライに落として
予防にも役立てることができます。

■ 変なオバサン
さらに、外出時の冷房対策としては、首もとのカバー
(電車やお店での冷気攻撃は上から降ってくる)や、
足首の保温も大切。
今年流行の、麻や薄いガーゼ素材のストールはとても重宝です。
下半身のポイントは足先よりも足首、
そして足の甲であることが最近はっきりと感じられる
ようになってきました。
足の裏はどんどん放熱するので、出しっ放しが具合がいい。
寝る時も、ここ数年続けているオリジナル足首ウォーマー
着けて寝ます。これは靴下の先っちょだけをカットしたもので、
これを着けておけば、どんなに寝相が悪くて、
ケットを蹴散らかしても安心。
足首を冷やさないようにしておくと、
目覚めた時の足のダルさが違いますよ。
腰、お腹周りを冷やさないよう気をつけるのは
年間通してどの季節も同じです。

とかなんとか言っておりますが、私とて、いつも保温グッズで
ぐるぐる巻きになっている訳ではありません。
普通に夏の格好をします。
要所要所をその時の体調に照らし合わせて
気をつけるようしているだけです。
短パン+ノースリーブにガーゼマフラー、足首ウォーマー、
腰にぬか袋のカイロじゃ変なおばさんでしょ
(実際それに近いものはあるか…)。

何だかねんがら年中、同じことを言っておりますが、
今年も夏こそ冷えにご用心ですよ、いやもうホントに。