緑香庵通信

三軒茶屋から世田谷線で6分・松陰神社前のアロマテラピーサロン。

毎日が夏休み、あるいは毎日が文化祭

2009-08-13 10:44:59 | 営業日誌
世間は夏休みです。
梅雨明してから少し天気がぐずつきましたが、まさに夏の真ん中。
今年の初トンボは7月27日でした。

■「毎日が夏休み」大島弓子
このころになると思い出すマンガがあります。
大島弓子「毎日が夏休み」。
この中に書かれた、仕事というものの捉え方が
大人には沁みます。
機会があればご一読いかがでしょう。

組織に属してお給料をいただくという働き方を卒業して十数年、
特に今のサロンを開業してから、本当に毎日が、
自分で『計画し、実行し、失敗し、出会い、知り、発見し…』
(同書より)の繰り返し。
誰にも叱られないけれど、誰からも誉めてもらえない。
全ての責任は自分にある。
そんな中で時おりの『冒険とスリル、自由と喜び』(同)、
まさに夏休みのような日々。

■ 毎日休み、すなわち休みが無い
定休日はありますが、自営業者にとってお休みというのは
実質ありません。
店の営業が休みなだけで仕事にお休みはなし。
サロンの運営というのは、お客様にトリートメントしている時間よりも、
それ以外の仕事の方が圧倒的にたくさんあります。
経営に関すること、渉外、企画、広告宣伝、サロンの維持・雑務etc.
自らのレベルアップのための勉強もとても大事。

もちろんそれらの仕事の量も質も自分で決めることです。
また、それをいつするかも自由。
そこが、雇われているわけではないので融通の利く所です。
何か家族に突発的なできごとでもあれば、
お客様との約束以外の仕事を早朝や夜に圧縮することで、
ある程度の対応が可能です。
この自由さは、この年齢になり、親の問題やらがザワザワしだすと
本当にありがたいことです。
ただ、自由ということは、だからこそ結局お休みなんて無い、
につながっちゃうんですけどね。
あ、それから重要なこと。
経済的な安定に関しては圧倒的に不利です。ははは。

■ 会社勤めも悪くない
会社勤めは卒業と書きましたが、今思えば、
たとえ組織の中にいたとしても、仕事の本質は同じだった
のだろうと思います、その時はわかりませんでしたが。

私は残念なことに何だか終始、そこの人間関係のなかで仕事を駆け引き
していたように思います。
結局のところ、組織の中でも一人の自営業者と同じ意識で
冒険を実現していくことが仕事というものだったのだろうと
今は思います。
(まあ、お勤めって、たいてい時間の自由度があまりない。
就業規則があるからね。
でも経済的には安定、ここが強みね。)

会社勤めは、多くの人と力を合わせて冒険を成功させる感じで、
文化祭にも似ています。
実は「毎日が文化祭」にもできたのかもしれない。
もっと大事に楽しめばよかったなあ。

■ 講座を始めます
さて、秋から緑香庵はまた新たな冒険を始めます。
お客様からもかねてからご要望をいただいていました、
小さな講座を企画しました。
といっても、こちらから一方的に何かを教えるというのは
おこがましい気がするので、いっしょに自然療法について
研究していきましょうという気持ちを込めて、
「緑香庵のプチ研究会」略して「プチ研」を開講致します。
詳しくはまた、ホームページでご案内いたします。
緑香庵のおかげで私の「夏休みな日々」は続きます。
皆さんと一緒に冒険できる日が今から楽しみです。


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
>「プチ研」を開講・・ (ご近所のさとう)
2009-08-15 23:56:18
>「プチ研」を開講・・
楽しみですね♪。わくわく。

横レスですが、ご近所マップにも出ていたカレーの○葉さんが
9/23で閉店するそうです。

プチカフェは、復活で喜んでいたのですが・・。
オリジナル(辛いほう)好きの主人はシュンとしています。
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