緑香庵通信

三軒茶屋から世田谷線で6分・松陰神社前のアロマテラピーサロン。

しゃっくりを止める

2009-11-23 09:59:00 | 「緑香庵」的なもの
今日は私が日頃試みているしゃっくりの止め方をばご披露します。

しゃっくりとは横隔膜が勝手に痙攣している状態なので、
意識的に横隔膜をゆっくり縮めて、またゆっくり戻すことにより
この痙攣を鎮めようというのが、私のしゃっくり鎮静法です。

■ やり方
具体的にはこうします。

1) 息を可能な限り少しずつゆっくり吐きます。
その時、体の動きはむしろそれになるべく抵抗するように息を吸う気持ちで、
お腹部の胴体の筒を内側から外へ向かって広げるようなつもりで
横隔膜周辺の筋肉を使います。
途中でしゃっくりがでそうになっても、そのまま続けて下さい。

2) そして、吐ききったら、今度は可能な限りゆっくり息を吸っていきます。
その際、今度は反対にお腹に力を入れてへこますように、
なるべく抵抗をつけて少しずつ吸います。
お腹がぱんぱんになるまで吸ったらまた1)へ。

これをしゃっくりがとまるまで繰り返します。
私の場合、だいたいひと呼吸(吐いて吸う)が終わる頃には止まっています。
ただし、かなり腹筋も使いますし、息を止める感覚にもなるので、
血圧の高い方はお気をつけ下さい。

ポイントはすごーくゆっくりすることと、抵抗をかけるということです。
お試しください。

■ 半随意筋なので
以下は一応、補足知識。
横隔膜というのは、胸の部分と腹の部分とを隔てている筋肉の膜です。
この筋肉は半随意筋で、収縮する時には下に引っ張られ、
胸の空間が広がることによって肺に空気が入ります。
反対に弛緩すると元の位置に戻ることによって
肺から空気が出て行きます。
さらに横隔膜周辺の筋肉の参加によって胸の空間を圧縮すると、
残っていた空気が押し出されてきます。
こうして横隔膜自身の動きと周りの筋肉の共同作業で、
日々の呼吸がなされています。
しゃっくりとは横隔膜の痙攣性の収縮であるらしい。
であるなら、横隔膜を鎮めればしゃっくりは止まるはず、
ということで上記の方法となりました。

今日もアロマに関係なかった。


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