汚染水移し始めたら、ポンプ配管接続部で漏れる
読売新聞 4月11日(木)15時52分配信
東京電力は、福島第一原子力発電所で漏水が発覚した3号地下貯水槽の汚染水を、11日午後2時から6号貯水槽へ移送し始めたところ、ポンプの配管の接続部から汚染水が漏れたと発表した。
移送開始の3分後に気づき、ポンプを停止したが、放射性物質を含む汚染水は約6平方メートルの範囲にこぼれ、地面に染み込んだ。漏水量は約22リットル。
地下貯水槽は1~7号の七つあり、このうち1、2、3号で漏水している。汚染水を別の貯水槽やタンクに移す作業は、漏水量が多い1、2号を優先し、3号からの移送はこの日に始まった。