テクノロジー関連ニュース

このブログでは、テクノロジーに関するニュースを配信して行きます。
気になる方は是非、お気に入りに登録して下さい。

国際天文学連合、系外惑星の愛称募集に「待った」

2013年04月14日 23時00分42秒 | 日記

国際天文学連合、系外惑星の愛称募集に「待った」

sorae.jp 4月14日(日)22時13分配信

 12日、国際天文学連合(IAU)は「惑星を名付ける権利を買うことができるのか(Can One Buy the Right to Name a Planet?)」と題した声明をウェブサイトで公開した。系外惑星の愛称を有料の投票で決めようとする動きに対して、そのようにして付けられた名前が一切の公的な効力を持たないと警告している。

 太陽系の惑星には「地球」「木星」などの固有名がある。一方、太陽系外でも次々と惑星が見つかっており今や総数は800を超えているが、こうした系外惑星は機械的につけられた符号でしか呼ぶことができない。たとえば、我々にもっとも近い系外惑星の名前はリギルケンタウルスBという星の周りを回っているので「リギルケンタウルスBb」である。これに目を付けたのが、ウーウィングー(Uwingu)という天文普及のための基金を立ち上げた民間団体だ。ウーウィングーはリギルケンタウルスBbの発見者からも協力を得て、この惑星の愛称の募集、および応募のあった候補に対する人気投票をインターネット上で開始した。命名の提案にも投票にも課金が必要だが、人気の高かった候補には種々の特典が与えられ、一番人気の名前には命名権の栄誉が与えられるとしている。

 IAUの声明はウーウィングーを名指しこそしていないものの、「系外惑星の命名権を買えると宣伝している」機関があると述べて、「どれほどの額が払われてどれだけの票が集まろうと、公的に認知される系外惑星の名前にはつながらない」と断じている。系外惑星を機械的な符号で呼ぶことは一見つまらなく感じられるが、研究者達の混乱を避けるためには明快で体系的な命名システムが必要だというのがIAUの見解だ。

 ただし、IAUも天文学上の発見に対して社会的関心が集めることは歓迎している。系外惑星を扱う第53委員会を中心に、系外惑星に通称をつけることの是非を議論したのちに結果を公表するという。

sorae.jp編集部



動脈硬化予防・セサミノール、効率抽出の新酵素

2013年04月14日 17時00分15秒 | 日記

動脈硬化予防・セサミノール、効率抽出の新酵素

読売新聞 4月14日(日)12時22分配信

 動脈硬化予防などに効果があるとされる「セサミノール」を、ゴマの搾りかすから効率よく取り出せる酵素を東北大の中山亨教授(酵素科学)らのグループが発見した。

 セサミノールは糖と結合しているため、ゴマをそのまま食べても体内に吸収されにくい。中山教授らは糖を分解する微生物に着目。微生物が作る酵素の働きを解明し、発見につなげた。サプリメント開発につながるという。

 セサミノールは、サプリメントとして人気がある「セサミン」と似た物質。動脈硬化予防のほか、抗酸化作用やがん予防などにも効果があるといわれ、ゴマから油を搾った後のかすに多く含まれている。糖の分離が難しかったため、搾りかすは肥料や家畜の飼料になっていた。

 これまでも、他の酵素などで糖を分離する方法が研究されてきたが、手間や時間がかかり、大量生産に向かなかった。

 今回発見した酵素を活用すれば、セサミノールを効率よく安く抽出できるようになる。



<中国鳥インフル>鳥類の間で感染拡大か 専門家が懸念

2013年04月14日 05時00分36秒 | 日記

<中国鳥インフル>鳥類の間で感染拡大か 専門家が懸念

毎日新聞 4月14日(日)0時14分配信

 中国・北京市で初めて鳥インフルエンザ(H7N9型)の感染者が確認されたことについて、京都産業大鳥インフルエンザ研究センターの大槻公一センター長(獣医微生物学)は、「上海で初めて患者が発症したのは2月。現時点で中国内の鳥類の間でかなり感染が広がっている恐れがある」と懸念する。また大槻氏は「渡り鳥を介して日本国内にも既にH7N9型ウイルスが入っているかもしれない」と指摘。現時点では今回の中国のH7N9型は弱毒性だが、「強毒性に変異する可能性もある。モニタリングをただちに強化すべきだ」と話す。【渡辺諒】