<科学ジャーナリスト賞>本紙再生医療取材班が受賞
毎日新聞 4月22日(月)21時33分配信
日本科学技術ジャーナリスト会議(武部俊一会長)は22日、今年の科学ジャーナリスト賞に「韓国人に未検証の幹細胞治療」(昨年12月)などを報じた毎日新聞科学環境部・再生医療取材班(八田浩輔代表)を選んだ。韓国から日本に患者が流入する再生医療の現場をスクープし、再生医療を巡る法改正に影響を与えた「目配りの良さ」が評価された。
大賞は朝日新聞「原発とメディア」取材班(上丸洋一、隈元信一両代表)。他のジャーナリスト賞は、岩崎弘倫・NHKエンタープライズエグゼクティブ・プロデューサー(NHKスペシャル「世界初撮影!深海の超巨大イカ」)と、加藤就一・日本テレビ放送網チーフディレクター(NNNドキュメント’13「活断層と原発、そして廃炉~アメリカ、ドイツ、日本の選択~」)。授賞式は5月14日に行われる。
“時間差攻撃”でGoogle BouncerをかわすAndroidマルウェア「BadNews」
ITmedia ニュース 4月22日(月)10時26分配信
モバイルセキュリティ企業の米Lookoutは4月19日(現地時間)、広告ネットワークを装うマルウェア「BadNews」を発見したと発表した。米Googleの公式AndroidアプリストアGoogle Playに登録された32のアプリに含まれていたという。Lookoutからの報告を受け、Googleはすぐにこれらのアプリを削除し、アプリ登録者のアカウント4件を凍結したとしている。
これらのアプリは英語あるいはロシア語ユーザー向けのゲーム、辞書、レシピなどで、削除されるまでに200万~900万回ダウンロードされている(Google Playの「インストール数」に基づく数字)。
BadNewsは広告ネットワークを装っているため、組み込まれたアプリがアプリストアに登録される段階では、Googleの不正アプリ自動検出機能「Bouncer」は検出できない。
ユーザーがアプリをインストールした後、BadNewsがネットワークを通じて別のアプリ(ロシア語のSNSアプリやSkypeなど)のアップデートの通知を表示する。この通知からアップデートしようとすると実際にはマルウェアがインストールされ、その端末の電話番号や端末IDなどのユーザー情報がC&Cサーバに送られる。
Lookoutは感染を防ぐために、Androidの[設定]→[セキュリティ]→[提供元不明のアプリ](Android 4.1の場合)のチェックを外しておくことや、セキュリティアプリのインストールを勧めている。