今日の子育て支援センターでのイベントはセカンド・ステップ。
今日のテーマは、自分の子が ”いじめに遭ったとき” または ”いじめたとき” の対応。
『いじめられた子はたいていいじめられたことを隠したり、何もなかったりするそぶりをします・・・。 どうしてでしょう?』 という質問からはじまりました。
だんだん・・・ 次女が前の中学校でいじめに遭ったときのことを思い出してしまい、胸が苦しくなりました。
あのときの悔しい気持ち・・・ 悲しい気持ち・・・ いろんなことを考えたこと・・・
今は支援学校でお世話になり、安心して毎日学校に行くことができるようになり、これでよかったと思っていたのですが、今日の話を聞いて、本当にこれでよかったのか・・・?? 娘のためになっているのか? 疑問が沸いてきた。
というのが、 ”いじめられたとき” ”いじめたとき” は、それをされたとき、したとき どんな気持ちか、自分はどうしたいか? どうすればいいか? を一緒に考えること。
というのがセカンド・ステップの考え方で、自立するため、社会に対応できるための方法ということだった。
さて、わたしは・・・ 娘がいじめられて不登校になってしまったとき・・・
時間だけが過ぎていく中、彼女のいまの環境を変えてあげることを考え、先生に相談し、支援学校への転校を決めました。
この結果は、本人では決めかねるというかどうしていいかわからないだろうと思い、わたしが提案し、決めた結果となった気がしてなりません。 本当にどう対処したらいいのか一緒に考えるのではなく、どんどん孤立して苦しんでいく娘の姿を見て、『どうにかしてやらないと』 という思いばかりで、結局親が就学進路を決め、弱いままの娘でいるのではないか・・・
そんな思いが頭の中でよぎっていました。
その日の学校から帰っての次女は、また学校で何かあったらしく、辛かったことをお父さんに相談していました。
夕食前のことです。 お父さんが漁具の準備をしている部屋に行き、相談しているうちに涙が出てきたようで。
夕食が食べれるようになったのを呼びに行ったところを 『あっちに行って』呼ばれして、相当ムカつきました。
毎日送り迎えをして、時間を拘束され、あれこれ心配してるのは誰だとおもってるの~ って。
反面、わたしは結局ここでも一人。 わたしもずっと心の中は孤独なの。 この孤独に何年も耐えてきた。
だからあなたも辛いことがあっても耐えて欲しい・・・。 そんなことを考えていた。
だけど、寝る前にちょっと親業で習った言い方かどうかわからないけど、 『泣くほど辛いことあったん?』 と聞いてみた。
『あ~。』 とまるでそんなこと忘れてましたかのように、今日あったいやなことを普通に話してくれた。