さようなら柏崎刈羽原発プロジェクト

さようなら柏崎刈羽原発プロジェクト公式ブログです。会報やお知らせ、集会など皆様にお伝えしたい情報を掲載しています。

9.3 第24回避難検証委員会開催される

2022年09月12日 | お知らせ
 9月3日に表記の検証委員会が開催されました。
 今回で検証委員会は終了することとなり、検証報告書について最終の議論が行われました。
検証報告書(案)については、若干の修正意見があり、それを受け入れる形で取りまとめられることになりました。
 その後、各委員の所感が述べられ、検証委員会は終了しました。
 委員の皆様長い間お疲れさまでした。
 本検証委員会は当初福島第一原発事故を踏まえて避難計画の実効性について徹底的に議論するとしてスタートしましたが、知事が米山知事から花角知事に交代後本検証委員会の役割が原子力災害時の避難における課題の抽出・整理に変更され、本検証委員会で避難計画の実効性の議論は行われなくなりました。そのため、検証報告書は課題の整理のみにとどまっており、避難計画の実効性の議論が行われていません。今後この残された課題を誰がどうやって検証していくかが私たちに残された課題となっています。





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参議院選挙近づく

2022年06月21日 | お知らせ
 参議院選挙が近づいてきました。新潟県では、立憲民主党から現職の「森ゆうこ」さんが出馬する予定となっています。
 ロシアのウクライナ侵攻から原発が軍事上の脅威の的になっていることがはっきりしました。原発の再稼働は高温高圧の放射性物質を含んだ水蒸気が原子炉とタービンの間を老朽化したパイプを通って循環する大変危険なものです。
 柏崎刈羽原発は、核セキュリティー防護施設の不備とIDカードの不正使用で再稼働は停止していますが、エネルギー価格高騰を理由に再稼働の圧力が高まっています。しかし、原発の事故で放射性物質が放出されたときの避難計画はほとんど絵に描いた餅そのもので、全く機能しません。私たちは福島事故の二の舞を起こしてはなりません。
 原発を再稼働させない「森ゆうこ」さんをみんなの力で当選させましょう。
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片桐奈保美さんアオーレ長岡前演説会

2022年05月24日 | お知らせ
5月21日(土)片桐なおみ候補がアオーレ長岡前で演説しました。
 片桐さんやっぱり素晴らしい!地域と子供たちの未来のために原発をなくそう!再稼働させないという思いで立っている。

 花角さんは、4年前に三つの検証委員会をしっかりやり、とりまとめができたら県民に信を問うと公約しました。しかし、三つの検証委員会は事務局の都合で開かれたり、開かれなかったりしている上、県民との対話も行われていない。4年もあったのに取りまとめが行われておらず、今回の知事選では全く触れていない。花角さんが当選したら、県議会で同意を得て必ず再稼働の同意をします。
 しかし、ロシアのウクライナへの侵攻で原発への攻撃が地域への最大の脅威であることが分かり、知事選に立つ決意をしました。北朝鮮の核ミサイルに対し、日本海側に位置する柏崎刈羽原発は全く無防備であり、原発が再稼働したら、それは地域の最大の脅威になる。だから、地域の将来、子供たちの未来のために原発再稼働をさせない。片桐さんの強い思いが伝わってきました。
 また片桐さんは安価な住宅を提供するために(株)イシカワを立ち上げ、副社長となり、全国で67事業所を構えています。そして一度も赤字は出したことがないそうです。そうした素晴らしい経営をしている傍ら新潟経済同友会の副代表幹事などの役職に就かれ、新潟県入札監視委員会の委員も長年務められています。入札制度や随意契約の仕組みを見直し、無駄な支出を減らし、その金を福祉や医療、教育に充てていくと訴えています。民間での経営感覚を生かし、一部の人の利益ではなく、県民のための財政運営を行っていく。そして今県が進めている病院統廃合をなくしていこうと訴えています。
 
 片桐さんを何としても当選させ、原発のない新潟県の明るい未来を開いていきましょう!


 
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Agenda(アジェンダ)で特集「STOP! 原発・気象危機」が発行されています

2022年03月19日 | お知らせ
 季刊誌「Agenda」(アジェンダ)で原発・気象危機の特集が組まれています。
 全国の原発問題の現状や取り組み、状況などについてインタビューや報告文が寄せられています。また、現在の気象変動対策の問題点や今後の展望についても特集されています。
 柏崎刈羽原発をめぐる状況について私の方から寄稿させていただいています。書店で発売されているとのことです。また、取り寄せ等については、ホームページhttps://www.facebook.com/agenda.project/を見ていただくようお願いします。アマゾンでも取り扱っているそうです。

発行元:アジェンダ・プロジェクト 発売:星雲社 定価:660円(税込み)
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第21回県避難委員会開催

2022年03月18日 | お知らせ
3月14日に第21回県避難委員会が開催されました。傍聴してきましたので、概要を報告します。


 議論は被ばくに関する考え方を中心に行われた。佐々木副委員長は避難の際にどれくらい被ばくするのかシミュレーションを基に議論すべきと述べたが、関谷委員長はこの委員会の役割は課題整理であり、シミュレーションは専門家でやるべきと述べ、佐々木副委員長の意見を否定した。県事務局はそれに応じてこの委員会ではシミュレーションはやらない。この委員会で(避難計画の)実効性の確認もしないと述べた。
 佐々木副委員長は、避難と被ばくのシミュレーションは、避難計画の実効性を検証する上で死活的に重要と述べたが、県の担当者は検証委員会の役割は課題整理だけだと言って、被ばくの議論の必要性を否定した。県の検証委員会がスタートしたときに避難検証委員会の役割として、福島第一原発事故を踏まえて、『避難計画の実効性等を徹底的に検証する』と明記されていたが、県の事務局はその目的を課題整理のみと勝手にすり替えて、避難計画の実効性について議論することは求めていないと対応を変えてきている。関谷委員長も県の言い方に呼応して避難計画の実効性についての議論に入らないように議事運営している。
 これでは何のための避難委員会なのか。花角知事が検証委員会の役割を、ただの課題整理だけに抑え込むのであれば、原発事故時に県民の安全が守れるかどうかの検証ができなくなる。そのことを知事に問うていく必要がある。
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柏崎刈羽原発6号機大物搬入建屋基礎杭の損傷問題について

2022年02月03日 | お知らせ
柏崎刈羽原発6号機大物搬入建屋基礎杭の損傷問題について

 この問題は、昨年の11月に発覚しましたが、東電は8月にこの問題を調査し、把握していました。
 この杭の破損は、2004年7月に発生した中越沖地震の短期振動のパルス波と呼ばれる地震波で発生したとみられ、原発構内の同様の杭支持構造物も同じような損傷を受けている可能性があります。
 東電は、他の構造物は地上部分は損傷していないので調査は行わないとしていますが、6号機大物搬入建屋の地上部も損傷していませんでした。6号機のこの施設はたまたま耐震補強工事を行うことになっていたので、この問題が発覚しましたが、他の構造物も杭が破損していれば、次に発生する地震で、大規模な損壊が発生する可能性が否定できません。柏崎刈羽原発構内の施設は徹底的に調査を行うべきです。
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Zoom講演会その2「再稼働待った!東海第2原発裁判に学ぶ」開催

2021年10月31日 | お知らせ

 

女川原発避難計画訴訟Zoom講演会に続いて第2弾のZoom講演会を開催します。

日時:11月23日(火)13:30-16:00

申し込み:Zoom講演会参加希望の方は、事前に以下のメールアドレスへ申し込み願います。kimitoshisatoh@gmail.com

会場での参加を希望される方は、事前に下記まで連絡願います。

小木曽茂子;kumasige@earth.ocn.ne.jp(090-5400-5757)

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「再稼働待った!女川原発避難計画訴訟に学ぶ」Zoom講演会開催のお知らせ

2021年09月06日 | お知らせ

「女川原発避難計画訴訟について学ぶ」Zoom講演会を開催します。

 開催日時:9月23日(木)秋分の日13:30~16:00

 女川原発は、2020年11月に宮城県の村井嘉浩知事が再稼働の同意を表明し、東北電力は安全対策工事を終える2022年以降に再稼働を目指して取り組みを進めている。これに対して石巻市の地元住民が「実効性のない避難計画で再稼働に突き進むのは危険」として、女川原発の再稼働の差し止めを求める訴訟を5月28日に起こした。

 この避難計画訴訟を学ぶために訴訟原告団事務局長の日野さんより訴訟の内容等についてZoomで講演していただき、参加者の皆さんと討論を予定しています。講演会は上記のチラシにより行いますので、事前の申し込みをお願いします。

 

 

 

 

 

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「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」NO WAR 3000万署名

2018年02月11日 | お知らせ
NO WAR 3000万署名
「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」


安倍9条改憲NO!全国市民アクション

http://kaikenno.com/

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原発に関して長岡市長選立候補予定者へアンケート(10/15更新)

2016年10月09日 | お知らせ
アンケート依頼文

2016年9月28日


長岡市長選立候補予定者各位
磯田達伸様
おぐま正志様
藤井盛光様
(五十音順)

さようなら柏崎刈羽原発プロジェクト
平和と緑の会
環境と平和のネットワークハーモニー
長岡市民放射線測定会


初めまして 
 長岡市民のため、皆様方の長岡市長選立候補予定の表明、敬意を表します。
質問が告示直前になり、回答時間が少なくなり申し訳ありませんが、質問の意図を汲んで、ご回答を私佐藤まで、よろしくお願いいたします。
 さて、表記の4団体は、長岡市民の命と暮らしを守り、社会の持続可能性を確立してゆく立場から、長岡市長選立候補予定者へ以下の質問させていただきますので、ご回答のほどよろしくお願いいたします。これらの4市民団体は、いただいたご回答を各団体のHPやブログ、長岡市のFBページなどで公表し、報道機関にもお知らせすることにしております。
  立候補予定者各位には、可能な限りで、ご回答をよろしくお願いいたします。皆様のご健闘を願っております。

長岡市長選立候補予定者へのアンケート

1、原発再稼働に賛成ですか、反対ですか。
2、規制委員会が柏崎刈羽原発を審査して新規制基準に「適合」していると判断したとき、再稼働のための安全が確保されたと考えますか。
3、より実効性のある避難計画を新規制基準に組み入れ、そうした避難計画についても規制要件として審査対象にするよう,政府に求めますか。
4、原子力災害に対する避難計画には様々な問題があることを認識していますか。
5、避難計画を、市民と避難経験者の意見にもとづいて、より実効性のあるように改善しますか。
6、より実効性のある避難計画を電力会社と自治体の安全協定の合意事項に組み入れますか。
7、長岡市に避難されている方々への支援の条例と制度を作り,予算措置をしますか。
8、脱原発の方針に沿って、市の体制を取ってゆきますか。
9、分散自立の再生可能エネルギー社会へ向かう方針に沿って、市の体制を取ってゆきますか。

以上 よろしくお願いいたします

回答状況
藤井盛光様の回答
「 長岡市長選立候補予定者へのアンケート 藤井盛光回答
1、 原発再稼働に賛成ですか、反対ですか。
A1、柏崎刈羽原発の再稼働に反対です。
2、 規制委員会が柏崎刈羽原発を審査して新規制基準に「適合」していると判断したとき、再稼働のための安全が確保されたと考えますか。
A2、規制委の人選に難があり、また万が一事故が起きた際の補償の明確なルール化等、再稼働を容認するには未確定の要素があると考えます。
3、 より実効性のある避難計画を新規制基準に組み入れ、そうした避難計画についても規制要件として審査対象にするよう,政府に求めますか。
A3、今後の検討課題として受け止めます。
4、 原子力災害に対する避難計画には様々な問題があることを認識していますか。
A4、認識していますが、未だ不勉強です。
5、 避難計画を、市民と避難経験者の意見にもとづいて、より実効性のあるように改善しますか。
A5、市民の為になるよう、地域住民、自治組織と意見交換をし、改善します。
6、 より実効性のある避難計画を電力会社と自治体の安全協定の合意事項に組み入れますか。
A6、必要とあらば組み入れますが、市単独でも取り組む必要があれば取り組みます。
7、 長岡市に避難されている方々への支援の条例と制度を作り,予算措置をしますか。
A7、避難者の気持ちを汲み、長岡市民の感情にも配慮しながら、支援策を研究したいと思います。
8、 脱原発の方針に沿って、市の体制を取ってゆきますか。
A8、原発がなくてもエネルギーの発展的な供給ができるように、様々な新技術への支援を行います。科学者として新技術への興味もあります。
9、 分散自立の再生可能エネルギー社会へ向かう方針に沿って、市の体制を取ってゆきますか。
A9、スマートグリッドに依るロスのない「まちなか発電」が実現できれば理想的です。Q8の回答とも重複しますが、新技術への大きな期待を持ち、体制を整えます。
以上 よろしくお願いいたします」

おぐま正志様の回答
9月28日付けの4団体からの質問事項に対する回答
1.柏崎刈羽原発に限っての心積もりをお伝えします。
長岡市民の生活の現状維持が確実に保証できる条件が整わない期間は発電
のための再稼動を容認することはできません。

2.上記とも関係しますが、原発稼動時の安全とは市民生活の現状維持が可能
であることを意味すると考えます。新規制基準の細目にはシミュレーショ
ンによる解析予測も含まれているはずであり、必ずしも実績に基づかない
部分もあると思います。一人間である私が「安全が確保された」と判断す
ることは到底できません。

3.新規性基準と避難計画とは別次元の対策であると考えます。実効性のある
避難計画は事故発生後における放射性物質の拡散領域や被害の継続時間等
の明確化、ならびに要配慮者の避難方法なども含まれますので、避難計画
基準を国・県・長岡市・専門家および電力会社等が深く係わって構築すべ
きと考えます。

4.これまでに起きた国内外の原子力災害が教えるように、原発事故は人類が
築き上げてきた技術科学では解決できない数々の、しかも想定外の問題を
生むことが明らかです。それらを回避するための避難計画を構築すること
は至難の業と思いますが、少しでも効果的な避難計画となるように努力す
べきとも考えます。

5.上記の避難計画基準は定期見直しが必要となることは言うまでもありませ
ん。市民や避難経験者の意見に基づいて避難計画を改善することは不可欠
と考えます。

6.質問事項の3とも関係します。避難計画基準を安全協定の合意項目に組み
入れることは自然の成り行きになると考えます。

7.自主避難者に対しても、予算措置に限らず、可能な限りの支援策が必要と
考えます。長岡市議会を含めた関係者から制度化に向けて努力してもらい
ます。

8.原発なくしても十分な電力の確保が可能であると国家レベルで確定した暁
には、長岡が脱原発の方針を打ち立てて、その体制(省エネ策や蓄電策)
を整えていくことは妥当と考えます。

9.電力確保は社会の要請である以上、化石燃料消費型社会から分散自立の再
生可能エネルギー社会へ向かう方針を打ちたてることは妥当と考えます。
そのための長岡市の体制作りは今後の一課題に位置づけます。
以上

磯田達伸様
 10月6日現在 未回答です 
以上
2016年10月12日入手
磯田氏回答
長岡市長選立候補予定者アンケート

1、原発再稼働に賛成ですか、反対ですか。
・市民の不安が解消されないかぎり、原発は再稼働すべきではないと考えます。

2、規制委員会が柏崎刈羽原発を審査して新規制基準に「適合」していると判断したとき、再稼働のための安全が確保されたと考えますか。
・考えておりません。
・審査結果は、再稼働に関するプロセスの一つでしかないと考えております。

3、より実効性のある避難計画を新規制基準に組み入れ、そうした十分な避難計画についても規制要件として審査対象にするよう、政府に求めますか。
・規制基準に組み入れる、組み入れないにかかわらず、十分な避難計画が必要と考えております。

4、原子力災害に対する避難計画には様々な問題があることを認識していますか。
・認識しております。

5、避難計画を、市民と避難経験者の意見にもとづいて、より実行性のあるよう改善しますか。
・避難計画をより実行性のあるものに改善します。

6、より実行性のある避難計画を電力会社と自治体の安全協定の合意事項に組み入れますか。
・基本的に、避難計画は自治体が作り、最終的には国・県が責任を持つべきものと考えます。

7、長岡市に避難されている方々への支援と条例と制度を作り、予算措置をしますか。
・これまで避難者の声を聞き、寄り添って支援してきました。今後も引き続き、しっかりと支援を進めてまいります。

8、脱原発の方針に沿って、市の体制を取ってゆきますか。
・原発の依存度を下げるよう代替エネルギーの開発・活用を積極的に進めます。

9、分散自立の再生可能エネルギー社会に向かう方針に沿って、市の体制を取ってゆきますか。
・設問8と同様です。

 発信団体様へ
  不慣れなため、フェイスブック経由で御質問があったことに気付きませんでした。
  回答が遅れ、御迷惑をおかけしたことを深くお詫びいたします。
                              いそだ達伸 拝

以上
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