さようなら柏崎刈羽原発プロジェクト

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原子力規制委員会へ柏崎刈羽原発の追加検査に対する質問・要望書を提出しました

2022年07月23日 | さようなら柏崎刈羽原発プロジェクト
 柏崎刈羽原発の核物質防護体制の不備に関する原子力規制庁の追加検査が行われていますが、4月27日に発表された「中間とりまとめ」では、この問題が「柏崎刈羽原発固有の問題」として結論づけられています。東京電力は東日本大震災以降全社的にコスト縮減の取り組みを行っていて、核物質防護施設が長期間機能していなかったことについて、「カイゼン活動」と一定の関連があるとしています。しかしながら、そのことが長期間放置されたきたことは東京電力全体の「ガバナンスの不全」と考えられます。
 そうした問題を考えるとこの問題がなぜ、「柏崎刈羽原発固有の問題」なのか?その理由がはっきりしません。また、「中間とりまとめ」発表後、東京電力本社社員が柏崎刈羽原発へ期限の切れた入構証で入構した問題が発覚しましたが、東京電力は過去にも何度もこのような問題を起こしていて、その体質が改善されることがありませんでした。こうしたことから東京電力が原発を運転する適格性を有しているか再審査し、一連の事案が保安規定に違反するのであれば、柏崎刈羽原発の設置許可を取り消すべきです。
 今回「中間とりまとめ」で詳しく書かれていない核物質防護体制不備の理由について、質問するとともに、今後行っていく追加検査の方向について要望し、文書で回答を求めています。



第23回避難検証委員会傍聴記

2022年07月16日 | さようなら柏崎刈羽原発プロジェクト
 7月2日に開催された第23回避難検証委員会の傍聴記を掲載します。
 避難検証委員会も課題の抽出・整理という点では報告書のまとめに入っていますが、当初の役割としていた避難計画の実効性について徹底的に検証するとする部分は、花角知事の意向で行われないことになり、中途半端なまま報告書のとりまとめが行われることになりそうです。
 避難検証委員会で最後の大きな課題であった避難における被ばくのシミュレーションは県が行うことになったが、その方法や実施時期については何も約束されていません。また、その結果についての検証は行われないことになっていますが、県が自ら行ったシミュレーションを自ら検証できるはずもないので、今後も避難検証委員会を継続して、避難シミュレーション方法について議論するとともに、その結果を検証し、県民に示して欲しいと思います。



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