さようなら柏崎刈羽原発プロジェクト

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「柏崎刈羽原発の再稼働反対と廃炉を求める会」の署名数の報告と知事への申し入れ

2013年10月30日 | お知らせ
10月24日、「柏崎刈羽原発の再稼働反対と廃炉を求める会」の1員として県庁に署名数の報告と知事への申し入れを行いました。
 申し入れの内容は、
1,柏崎刈羽原発に関して県民の安全第一の立場を堅持すること。
2,柏崎刈羽原発の再稼働を認めず、廃炉にすること。
3,再生可能な自然エネルギーを積極的に導入して雇用を創出し、県民の暮らしを守ること。
の3点でした。折しも22日には7号機のベント装置が備え付けられ、東電のやる気を見せつけられた直後でした。県内各地から20名以上の人々が参加しました。

分かったことを2点報告します。
いまだに県は、「東電が原発の安全性に自信が持てないというから、では国に審査してもらえと言ったまでだ。それは規制基準適合審査で、再稼働とは別の話だ。福島原発事故の検証、総括が終わらない限り、再稼働問題には言及しない。」と主張しています。
しかし東電は、「再稼働にむけた安全審査申請に県からご同意いただいた。」としており、双方の認識?解釈に明らかな隔たりが生じています。

2点目はフィルターベントについてです。東電設計のベント装置により、放射性物質は1000分の1に減ることになっていますが、実験データなどは県に提出されていないそうです。また、泉田知事が強く要請した、地盤が原子炉本体と一体化した地下ベント装置については、その設計も、設置時期も、可能性すらも明らかになっていないということでした。

ついでに分からなかったこと。柏崎刈羽原発にも地下水が入り込んでいて汲み上げているのですが、その量について質問したところ、不明との返事でした。

 11月には規制庁への申し入れに同行します。福島原発事故の放射能汚染水がだだ漏れの状態で、対策も立てられない状態で、東電に柏崎刈羽原発の運転再開を許可することは許されないと、強く抗議してこようと思います。文責・小木曽茂子



柏崎刈羽原発の再稼動に反対し、廃炉を求める署名


知事への要請書


さようなら柏崎刈羽原発プロジェクトの要望書
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