さようなら柏崎刈羽原発プロジェクト

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10月6日 花角知事へ公約違反の三つの検証「総括報告書」への抗議と要請

2023年10月23日 | さようなら柏崎刈羽原発プロジェクト
 10月6日さようなら柏崎刈羽原発プロジェクトのメンバーで県庁の原子力安全対策課へ花角知事宛ての抗議と要請文を提出してきました。
 抗議は、花角知事が3つの検証総括委員会を開かずに県職員に報告書まとめさせ、それを柏崎刈羽原発の再稼働の議論の材料にすると述べたことです。知事は3つの検証が終わってから、柏崎刈羽原発の再稼働の是非ついて、県民の信を問うと述べていました。しかしながら知事は、3月に検証総括委員会を消滅させ、最終的な総括検証を行わないまま、柏崎刈羽原発再稼働の議論を始めいくとしたことは、明らかに公約違反あり、許せません。私たち県民の安全・安心を確保するために専門家よる検証委員会を設けていたのに、それを行わなかったことは私たち県民の命と暮らしが守れるどうかの議論がされなかったことになります。
 要請事項は、4月に私たちが、1500人強の署名簿を添えて、①避難と被曝のシミュレーションを行うこと。②専門家と県民による検討委員会を立ち上げて、避難計画について、徹底的に議論し、県に提言を行うこと。3つの検証の中で、最も重要な積み残し課題となっているこの2点を要請してきました。






8月26日 汚染水海洋放出反対街頭行動を行いました

2023年10月23日 | さようなら柏崎刈羽原発プロジェクト
 政府と東京電力は8月24日に「関係者の理解なしにいかなる処理水の処分を行わない」との約束を反故にしてALPS処理水の海洋放出を開始しました。この一方的なやり方に業業者や私たち国民、諸外国は納得していません。ALPS処理水とはいえ、トリチウムは除去できず、他の放射性物質も取り切れずに放出されています。このような一方的で、地球を汚す行為に反対するため、チラシ撒き行動をアオーレ長岡前でやってきました。
 岸田首相は、このことを廃炉と福島の復興のため先送りのできない課題と述べましたが、廃炉のためのデブリ取り出しはその方法さえ手探りの状態である。まだ先の見通しが何もないのに、漁業者や諸外国の反対を押し切って汚染水海洋放出を強行した先に何があるのでしょうか?汚染水は、ALPSで処理してもトリチウムは除去できません。また、内部被曝で様々な健康被害が指摘されているセシウム、放射性ヨウ素、ストロンチウムなどは、取りきれずに一部は放出されてしまいます。こうした有害物質の生き物に与える影響はまだ分かっていません。
 岸田政権と東京電力は、世界の海に重大な影響を与えることについて十分な検討と議論を行わずに、強行することは決して許されることではありません。そしてこの決断が、何の将来の見通しもないまま行われており、将来どのような影響が出るのか、全く見通せません。このような決定方法は将来に禍根を残すものであり、今すぐ撤回し、安全な処分方法について、じっくりと検討することを求めます。