【偽造マイナンバーカード編】
ずさんな偽造品が〝野放し〟状態 ICチップ読み込めば一発で判明、どのような使い道が
利活用の拡大が進むマイナンバーカードの偽造品が横行している。筆者も、SNSの在日外国人コミュニティーなどを通じて出回っているとみられる偽造マイナンバーカードを入手してみた。しかし、手触りや色味、台紙の硬さなど、本物と比べると明らかに違う大きなポイントがいくつもあった。過去に取材したことのある在留カードの偽造品と比べても、粗悪と言わざるを得ないシロモノだった。
この偽造マイナンバーカードは、券面に貼られたICチップを模した金属片の特徴などから、昨年12月に逮捕された中国籍の女が作成していた偽造品と同型のものと思われる。女の関係先からは、750枚もの偽造マイナンバーカードの台紙が押収されている。しかも女は偽造組織の、いち手先だったことを考えると、すでに同型の偽造マイナンバーカードが世に出回っていることがうかがえた。しかし、この粗悪な偽造品に、どのような使い道があるというのか。
「スマホの契約や銀行口座の開設の際に、マイナンバーカードは身分証として使える。いずれも目視で名前や住所を確認するだけで、日本人もまだ(マイナンバーカードを)見慣れていないから、偽造品だとしてもバレることはない」
そう明かしたのは、筆者が偽造マイナンバーカードを入手するために接触した偽造組織の関係者だ。
偽名や他人名義で開設・契約された銀行口座と携帯電話は、特殊詐欺をはじめとした犯罪の2大道具である。その2つが偽造マイナンバーカードでいとも簡単に取得されているとすれば、日本の治安を揺るがす大問題になる。
もっとも、マイナンバーカードにはICチップが内蔵されているが、現在出回っている偽造カードには見せかけの金属片が貼り付けられているだけだ。昨年12月の偽造事件の一報に触れた河野デジタル相も「(偽造カードの)ICチップに何か情報が入っているということではない」と、国民の不安を払拭している。スマホやカードリーダーでICチップを読み取りさえすれば、カードの真贋(がん)はたちどころに判別される。
だが、筆者が銀行の窓口担当者や携帯電話ショップの従業員に確認したところ、ともに「顧客が身分証としてマイナンバーカードを提示した際、ICチップの読み取りは行っていない」という答えが返ってきた。
これは一体どういうことなのか。 =つづく
■外国人材の受け入れ拡大や訪日旅行ブームにより、急速に多国籍化が進むニッポン。外国人犯罪が増加する一方で、排外的な言説の横行など種々の摩擦も起きている。「多文化共生」は聞くも白々しく、欧米の移民国家のように「人種のるつぼ」の形成に向かう様子もない。むしろ日本の中に出自ごとの「異邦」が無数に形成され、それぞれがその境界の中で生きているイメージだ。しかしそれは日本人も同じこと。境界の向こうでは、われわれもまた異邦人(エイリアンズ)なのだ。
■奥窪優木(おくくぼ・ゆうき) 1980年、愛媛県出身。上智大学経済学部卒。ニューヨーク市立大学中退後、中国で現地取材。2008年に帰国後、「国家の政策や国際的事象が、末端の生活者やアングラ社会に与える影響」をテーマに取材活動。16年「週刊SPA!」で問題提起した「外国人による公的医療保険の悪用問題」は国会でも議論され、健康保険法等の改正につながった。著書に「ルポ 新型コロナ詐欺」(扶桑社)など。
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by Gooニュース
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