今夜は読響の定演でサントリーホール。鬼才といわれるマエストロ上岡敏之の選んだウェーベルン、ベルク、ツェムリンスキーの新ウィーン学派プログラム。もっともぼくはマエストロは初で何も知らず、森谷真理さんのヴォツェックを聴きたくてチケットを買ったのだが。鬼才というのも納得のすごい演奏だった。ヴォツェックは2020年にMETのを観ていたが、ペーター・マッティの熱演のほかはマリーも子供たちも覚えていなかっ . . . 本文を読む
今日は森谷真理さん鳥木弥生さんのゲキジョウシマイ「シマイのヘヤシマイC→D」で王子ホール。3回目のシマイコンサートは3人の作曲家の二重唱曲集プログラム。最初はカリッシミから。曲はもちろん作曲家の名前も知らないが、まずは字幕の美しい歌詞と重なる2人の声にぐっとくる。こういう作品を発掘して、かなりの練習量をかけて披露してくれる。この2人のシマイにかける情熱って並々ならぬものがあるんだね。ヨハン・ク . . . 本文を読む
ゲキジョウシマイのOntomoYoutubeライブ、飯どきだったので、“ながら”見ながら爆笑。ああ、このまえの公演で二人羽織みたいに、後ろで歌って前で口パクしてたあれか、とか。バタフライの失敗談とか。豹柄一緒に購入したとか。ズボンの性格はは実は森谷さんの方、とか。爆笑ネタだけじゃなく、興味深いハナシもあって。喋りながら笑い転げるシマイ見ながら、愉快、楽しく、シヤワセな気分に也にけり。3/26の . . . 本文を読む
今夜は「ゲキジョウシマイ〜Spanish Vacations〜(+マスネナイト 2/3)」でオペラシティ。(+マス.....) という表記は、5月に準備してたマネスナイトの曲を前半でやるということで。歌曲集「あるバラの一生」から、星ヘ、喜び、花、の3曲。実に美しい二重唱。2人がとっても歌いたかった、しっかり練習もしてた、んだろうね。第1回ゲキシマイコンもそうだったんだけど、あまり聴くことのない . . . 本文を読む
今夜は「クラシック音楽が世界をつなぐ~輝く未来に向けて~華麗なるガラ・コンサート」でオーチャード。
このクラシックキャラバン2021は、コロナ禍で苦闘する音楽家をサポートするために企画され、文化庁のアートキャラバン事業に採択されて実現。全国で19公演に出演する音楽家は総勢250人。
森谷真理さんが聴きたくてチケットを買ったが、今夜の主役は沼尻竜典マエストロ率いる . . . 本文を読む
“偉大なる”河原忠之さんのFB投稿、二期会ルルと日本オペラ界等についての論考が素晴らしい。こんなルルを2回しか演じられないとは、出演者はもちろん、スタッフ、関係者の方々は如何にも物足らないだろう、残念だろう、と思った。森谷さんがこのキャストで10公演はやりたい云々と書いてたのを読んだときも。そうだろう、森谷さんを含む全関係者の、この公演に費やした莫大な努力、時間、エネルギーを想像するに、2公演 . . . 本文を読む
今夜は二期会オペラ・ベルク「ルル」初日で新宿文化センター。今朝、METの録画をウチで観て物足らないのはベルクの音楽の迫力が伝わってこないことだと書いたが。今夜150分全編に流れた演奏、マエストロパスカルはすごい指揮でオケを引っ張っていた。これがベルクの音楽だと酔いしれた。プロローグが終わるとすぐにルルもシェーン博士も登場したが、先ずは加耒さんに驚いた。こんな芝居が、こんな歌い方が、この渋い中年 . . . 本文を読む
暑い、いや熱い❗️炎天下戻って来たなぁ。夏大好き人間だからこのカムバックは嬉しい。このあとは甲子園準決勝を見て、夜は新宿でルル初日。昨日はカロリーネ・グルーバーと森岡実穂さんの話やら、MET2015をまたちょい見したけど。グローバーの話で面白かったのは、映像の上田大樹さんには何も指示を与えず、彼の想像力を楽しみにしてるってとこ。森岡さんの絵画の意味がどうのこうのとい . . . 本文を読む
二期会オペラの本番まであと5日。先日の森谷真理さんに続いて、マエストロパスカル、加耒徹さん、中村蓉さんらも、本場前に大激白してる。実に面白い。このベルクのオペラをやるって、格別なことなんだね。先ずは加耒徹さん。オファーを引き受けて3週間。........この3週間、世界で一番《ルル》の楽譜を見た自信はあります。…........一日が過ぎるのがこんなに恐ろしいと思ったことはありませんでした。. . . . 本文を読む
森谷真理さんがルルの通し稽古で苦闘してるみたい。聴き手のこっちも、本番来週だから、演出家カロリーネ・グルーバーや森岡実穂さんの話をチェックし始めてたとこだった。2幕版と3幕版があることなどぜんぜん知らず。観てるのはMETだけだから。グローバと森岡さんが対談してる内容も、えっ、そーなんって感じ。この2015-16シーズンでルルを封印すると語ってたペーターセン。すごいと思う反面、そんなに好きって感 . . . 本文を読む