今日はN響定演CプロでNHKホール。
ファビオ・ルイージの首席指揮者就任記念。
R. シュトラウスのプログラムで交響詩「ドン・フアン」、オーボエ協奏曲 、歌劇「ばらの騎士」組曲。
オーボエはデンマーク響の首席奏者エヴァ・スタイナー。
プログラムを開き休憩なし70分の実演奏時間とわかって、先日のヴェルレクにしとけばよかったかなぁ、と一瞬思ったが。
そんなことなかった。こんな素晴らしい「ばらの騎士の組曲」が聴けるなんて。
この編曲はシュトラウス本人のものではないが、筋書きに沿って音楽が並べられているので幾つもある組曲の中でも最も演奏されているものだという。
いまドラマのどの部分を演奏しているのか、ぼくには思い浮かべることは出来なかったけれど。
マエストロの指揮で聴きながらオペラダイジェストを観ているようだった。胸が熱くなった。
やっぱマエストロは最高だ。これはBプロも買わなくちゃ。
オーボエ協奏曲にも驚いた。スタイナーが吹き始めたら、これってまるでフュージョンじゃないかって。すっごくモダンで洗練されてるって感じた。繰り返される主題がさまざまに変化していくのも、
カデンツァも素晴らしかった。
このオーボエ協にドンファンにばらの騎士。R. シュトラウスってまるで魔法使いだ。
ところでNHKホールはカーテンコールの撮影を解禁。しかもSNSで感動を他の方にも伝えてくださいってアナウンスしてた。やるじゃん❗️