When I Dream

いきつけのキムチ屋さんはご親戚が韓国の済州島にいらっしゃるそうで、ソウルしか行ったことがないと言った私に、済州島行きをお薦めしてくれました。

済州島と言えば韓国映画「シュリ」
韓流ブームのはしり頃なのかな？１９９９年の作品です。
私は当時住んでいた石巻の映画館（いまは閉館になったとか…インド映画とかおもしろい映画を上映してくれた貴重な映画館でした）で見た記憶があります。

映画は韓国に潜入した北朝鮮工作員と、韓国諜報部員との悲恋を描いたもの。
ハッピーエンド好きの私には、あまりにつらいストーリーなのですが、映画のラストで愛する人を亡くした男が、音楽を聴きながら海を眺めるシーンが撮影されたがのが済州島なのです。

そして愛した女性が好きだったという曲が「When I Dream」です。
Shiri MV - When I Dream


I could built a mansion that is higher than the trees
I could have all the gifts I want and never ask please
I could fly to Paris, oh, it's at my beck and call
Why do I go through life with nothing at all?

But when I dream, I dream of you
Maybe someday you will come true

I can be the singer or the clown in every room
I can even call someone to take me to the moon
I can put my makeup on and drive the men insane
I can go to bed alone and never know his name

But when I dream, I dream of you
Maybe someday you will come true

But when I dream, I dream of you
Maybe someday you will come true
　
　でもあなたを夢見るとき
　あなたを夢見れば
　たぶんいつかあなたは
　本当に私のものになるわ

作戦を決行する前、死を覚悟しながら女は留守番電話に「最後に会いたい」と残します
韓国語学習を挫折した私ですが、会いたい「ポゴシポ」は聞き取れまして…。
聞き取れてうれしいのに、あまりに悲しいシーンに、私はたぶん泣き笑いしていたと思います。


北朝鮮に拉致された田口八重子さんのお兄さんと息子さんが金賢姫さんと会談したというニュースに触れ、久しぶりにこの映画「シュリ」を思い出しました。

ただただ一日も早く、北朝鮮に拉致させた方々と生活苦に喘ぐ北朝鮮の人々が、開放されることを願うばかりです。