ターシャ・テューダー展

まもなく８８歳になる祖母は庭仕事が大好きでした。
自宅の庭にはいつもたくさんの花を植えて、きれいにしていました。

数ヶ月前に、祖母にターシャ・テューダーの写真集をプレゼントしたところ、大変気に入ってくれたようで、毎日のように読んでくれているようです。

そこで、今日までクラックスで行われているターシャ・テューダー展に、祖母、母、私とで行ってきました。

ターシャが自分で作ったお洋服やぬいぐるみ、細部まできっちり描かれている絵画など、たくさんの物が展示されていました。

「手作りライフスタイル」と紹介されていましたが、ターシャはせっけんや蝋燭、だけでなく、羊毛から毛糸を作ってセーターを編んでいたようで、全部手作業なのには、びっくりしてしまいました。

私達の前を歩いていた老婦人ペアがしきりに「素敵だけど、難しいわね～」と言っていたのに、私も大きく頷いた次第です。

手先が器用で、美的センスがあるターシャだからこその世界が広がっていました。

祖母も「見られてうれしい」と言ってくれましたが、人混みで疲れてしまったようだったので、早々に引き上げてきました。

会場で、椅子をお借りしようと思ったのですが、一人に認めるとみんなに貸さなければならないでダメだと断られてしまいました。
祖母をはじめ、高齢の方もたくさん見に来ていたのに、座れる場所がなかったのがちょっと残念に思いました。
お年寄りは休み休みじゃないと体力持たないですからね。
ぜひ、検討して欲しいと思います。


と言いながら、私も人混みに疲れたようで、再度お熱になってしまいましたので、今夜も早くことにします。

なかなかしつこい風邪です…