行ってきましたよ~!オペラ「蝶々夫人」。
15時からでしたからランチを食べてからホールへ。
ビックリしたのは、こ~んな広~~~~い東京の空の下、
なんとなく入っていったイタリアンレストランには柿沼門下生佐野部隊が・・・!!
また運命を感じてしまう私達。(声楽やってると「運命」って言葉に弱いの~わはは)
ちょっと前にも、上野の美術館に行った時、
長蛇の列のダビンチの受胎告知の絵のド真ん前でも門下生にバッタリ。
運命だわ・・・。 あぁぁぁ~~~~~♪
今回のお席は二階席のド真ん中! 前から三番目!!! いいですね~!
とにかく舞台がと~~っても美しかったです!!
着物もセットも素晴らしく、日本の美しさが散りばめられた演出でした。
(海外で観た蝶々夫人は着付けがあまりにひどかった・・・・・)
オーケストラもよかったなぁ~。 ズーンっと心に響いたよ。
今回の配役は若手の方が多く使われていたみたいです。
蝶々さん、とてもいいお声でした~。 スズキもよかったし~。
先生はさすが、ベテランって感じでしたね~。歌唱も演技も素晴らしかったですよ!
有名な「ある晴れた日に」あたりからウルっときて、
ラストシーンではウルウル。 あ~~、また涙してしまった。
一幕目で超幸せ絶頂~~~っ!だったので、余計に二幕目での過酷な運命に
ひぇぇぇ~っと泣けてしまいます。 悲劇なのだ~~。
チラホラ鼻水すする音が聞こえてきましたよ~。
あとね、私、今回は特に日本語字幕のありがたみを知ったよ!
以前NYに住んでいたときに解説本でストーリーをお勉強してから、
英語の字幕でオペラを観てましたが、(ヨーロッパだと字幕ないから、本は離せなかった!)
特に今回の蝶々夫人は日本語だと日本文化の細かいところや、日本独特の慣わしなどが
す~っごいよく解って、余計にググ~~っときちゃった。
あ! 例の私がこの間踊った「越後獅子」の旋律の件・・・。
う~~~~ん・・・・イマイチどこで使われていたのかよくわからなかった・・・。
ダメな耳じゃ・・。
なんとなく、これかな???ってなつかしいメロディの時がチラホラと・・・
でも、よくわからなかったなぁ。
アメリカ国歌はものすご~~く効果的に使われていましたが・・・・。
終わってから、先生のご両親について行って、ちゃっかり楽屋までいっちゃいました~!
先生背が高いし~。 貫禄あって、ホント外人みたい~。
楽屋の廊下ではピンカートンさんも歩いてて、わ~~~い!ハンサム!!でした。
先生は雲の上の人なんだなぁ~ってまた改めて再確認ざんす。
蝶々夫人を歌い切った彼女、あぁ・・・とってもと~っても遠いなぁ・・・。 空のかなた~
オペラの帰り道、私の心の中は、
右の道ー>こんな私が歌ってなんになる・・・・もう歌うのはやめようか。
左の道ー>はやく家に帰って歌いたい!! 私も高い声だしたい~~!!
と、右と左に分かれます。
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
もちろん、いつも答えは決まっているのさ!!!
あぁぁぁ~~~~~~~~~♪ やっぱ、歌うしかないっっ!!