28日の「佐野文化祭・邦舞」、無事終了いたしました~~!!
お越しくださった皆様、大変ありがとうございました!!!
皆様、「月の猩々」「子守」いかがでしたでしょうか~?
応援団の皆様方もいつもながら感謝しております~!
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「月の猩々」
今回は短期間での闘いでした。
ですから、本当に間に合うのか?と不安で不安で仕方ありませんでした。
「越後獅子」に心血を注いでおりましたので、
今回の演目は越後獅子の稽古の後に浚うといった感じでした。
越後~が終わってからの2週間は必死でした~。
当日も行く直前まで必死で稽古して、
なるべく時間があるとカセットで音楽を聴いていました。
私の順番は今年(毎年、会ごとに一つずつ早くなっていく)三番目。
着いてすぐにもう化粧でした。 慌ただしいといったら・・・・。
でも!その前に!!!
いつも、絶対にしとかなきゃ、ってことは、
まずは、舞台に立ってみること。
当日でないと所作台が敷いていないのです。
*所作台(しょさだい) 歌舞伎の所作事や日本舞踊の時に舞台一面に敷く檜の板で作られた台のことです。 足拍子の響きがいいように設計されいるそうです。
いつもいつも、どのくらい滑るかが本当に心配の種なんです。
踊る前には足袋の裏を濡れタオルなどを踏んで少し濡らしてから踊りますが、
私、一度、滑るのが怖くて怖くて、濡らし過ぎちゃったことがあるんです。
そしたら、クルっと回れないし、すべり足はできないし・・・・大変な思いをしました。
適当にってのが難しい・・・。
今回は乗ってみたらそんなにツルツルではなさそうで安心しました。
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化粧が始まって、気分はやる気モードに!
今回の化粧の方は、なんと「越後獅子」の時と同じ方でした。
化粧師さんも、道具屋さん、衣装屋さん、鬘屋さんも
み~んな東京からいらしてくださっています。
みなさんプロフェッショナルでチャカチャカと出番に間に合うように
仕上げていきます。
猩々の衣装、なかなか重いので、
踊りの最後の方で、ポーンっとジャンプしなきゃならないのですが、
大丈夫かなぁ?っと心配になりましたが何とか飛ぶことができました!
でも、それにしても派手な衣装でしたよね!!
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母は私を舞台袖で送り出してから、会場の入り口付近で観ていてくれました。
それもあったし、この間の越後~よりはプレッシャーが少なかったせいもあって、
今回は今までで、いちば~~~~ん落ち着いて踊ることができました。
どっしりした踊りを踊りたかったのですが・・・・どうだったのだろう??
まぁ、私がどっしりした踊りを踊れるようになるまでは
まだまだ先が長いですが・・・。
今回はいつも張りのあるお声で掛け声をかけてくださる方が
急にご病気でこれなくなってしまったので、
踊っていて、ちょっと寂しかったです。
やっぱり、きまったときに掛け声をかけてくださると、
俄然やる気も沸いてきます。
みなさん、なかなか踊りを知らないと何処で拍手していいかとか
わからないですもんね。
今回は10分くらいの踊りでしたので、なんだか あ~っという間に
終わってしまった気がしました。
衣装を脱ぐのがホントにイヤでした~~~~。
あんな衣装人生でもう一度着れるかどうか・・・。
でも、そんな余韻に浸っている暇はなく、急いで母の演目の黒子の格好に
チェンジしました!
また、また、黒子初めてですが、なかなか着たらいい感じ。
ヘマしたら大変~っと緊張しましたよ。
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母の「子守」はいかがでした??
とっても可愛いかったですよね~~!!
そして、黒子が飛ばした鳥(鳶)はいかがでした~~~!(笑)
最後に鳶を飛ばして向こう側に消えていくっていう設定でしたが、
黒子の頭巾をかぶっていると、視界がとっても悪いんです・・・。
で、スポットの当たった明るい場所から暗い袖へ入る時に
何処がカーテンか全然みえなくなっちゃって、
袖に入ってから段差があるのが見えなくて、ガクッと落ちてしまいました。
マジで怖かったです!!
母が花道で下駄を履いて踊りましたよね、
あれも、本当に怖かったみたいです。
あの狭い花道で下駄を履いてクルクル回るのはかな~り大変なんです。
私は高所恐怖症なので、花道から出て踊るシーンがある演目だと
ホント、ビビリます。
それだけでもビビるのに、下駄を履いてなんて・・・怖すぎる。
それも衣装が重いのなんのって!!
子供を背負ってましたけど、あの子供、本当の子供くらいの重さがあります。
あの重さで17分を踊るのはかなりの運動ですね。
私の母なので、あんまり誉めるとおかしいですけど、
なかなかコケティッシュな感じが出ていてよかったと思います。
あんな風に踊れるようになりたいです・・・・。
いつか、わたしも子守やりたいな~って思いました。
とっても調子がいい曲なんですよ~~。 いまでも鼻歌歌ってしまいます。
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9月、10月と2週間ごとにイベントがあって、
プレッシャーに押し潰されそうになりましたが、
お陰様で無事に終えることができました。
皆さんの応援のお陰です。
本当にありがとうございました!!!!