さて、モロッコの続きを書きましょう〜
モロッコにて、母が急病になり、
モロッコの日本大使館の顧問医の方に相談したり、
保険会社の方といろいろとお話しいたしました。
そこで、保険会社の顧問医の方より、
なんと、フランス・パリでの治療を提案されました
いきなりパリ!?と本当にびっくりしました。
このままモロッコにいて治療を続けるか、すぐに考えて決めてくださいと言われ・・💧
もうしばらくモロッコに滞在していて、慣れてきていたのと、周りのみんながいい人ばかりだったので、
ここを動くのがとっても不安でした
でも、いろいろな状況を考えて、パリへと行くことを決めました。
決めてから、次の日には、チャーター機でフランスへと行くことに!
病院にいると・・、急にあと4時間で迎えが行きますと〜〜
飛行機が向かっているとの連絡が。
慌ただしかったです〜〜〜(^◇^;)
バタバタでホテルでの支度をしました〜 夜逃げのようだった〜
仲良しになったICUの看護師のZINA(一番右の美人)は毎日、
「ホテルじゃなくて、ウチへ泊まって〜!!!」と言ってくれました(笑)
とにかく私をウチへ連れて行きたくて、家族に紹介したかったみたいで。。。 可愛いですね
私は、それどころじゃなくて、「またモロッコへくるよ」と話すと、
「OH! NO!! 絶対にSAEKOは帰ってこない・・」と悲しい顔をするの。
でも、私は、近いうちに、必ず、お礼参りに行きたいと思っていますよ〜!
本当にたくさんの人に助けてもらったし、元気付けてもらいましたから。
お世話になった、看護師のみんな。↑
他にもいたんだけど、シフトでこの時会えなかった人も・・
ドクターも素晴らしい方だったし、
みんな良い人だったな〜 ありがとうございました。 心から感謝です。
母は、この頃はまだよく話すこともできませんでしたし、
いくら医療チームと一緒とはいえ、動かすのが心配でした
それも・・フライト・・
そして・・寒いパリへ
特殊部隊みたいな人達が登場して、とにかくチャキチャキと任務遂行って感じでした〜
ドイツ人?の女医さんがリーダーでしたが、
すっごく明るくてサッパリした人で、
「さぁ! アドベンチャーの始まりよ! 用意はいい!?」と母に話しかけたのが印象的でした!
看護士さんはイギリス??の方かなぁ? クルーはみんな英語で話してましたね。
救急車で飛行場へ!
出国の時の私の検査はなかなか厳しかったですね〜 久々に別室に行って女性が念入りチェック。
映画のようでした〜
とにかく、パリはかなり寒いとのことで、
持って行った服を工夫して、重ね着して行きました〜
空港で働く男の子が一緒に写真を撮ってくださーいときました ↓
日本人珍しいみたい〜
お友達になりました(笑)
後から聞いたら、彼は、私を医療チーム関係だと思ったらしい。
あれはうちの母だったんだよ!と聞いてビックリしてた!(笑)
母を担架に乗せて運び入れます〜〜
機内はかなり狭かったです。
実は、最初は、私は一緒に乗せてもらえなさそうだったの(・・;)
でも、頼んでもらって、オッケーが出て一安心だった。
モロッコから3時間くらいのフライトだったかな〜
私も風邪をひいていたので、フライト中、本当に耳が痛くて痛くて・・
あんなに痛かったのは初めてでした
片耳がやられてしまいました〜数日は聞こえず・・(・・;)
パリの街が見えてきて、とっても美しい夜景に感動しました〜
エッフェル塔が、寝ている母にも見えたようで、かすれた声で喜んでいました。
そして、降り立ったパリの空気を吸ったときに、あ〜〜〜〜っとホッとしました!
雪が降りそうに寒かったけど、湿った空気がとても心地よかったのです。
モロッコの乾燥はそれほど尋常じゃない凄さでしたから
救急車で病院へ。 パリ郊外にありました。
母はまずICUへと入りました。 素晴らしい施設でした!!! 本当にすごい。
最新のシステムって感じ〜〜
ここの入り口とか、中の機材とか、お医者さんも
もう、とにかく全てが映画みたいだから写真撮りまくりたかったけど・・遠慮しました(^◇^;)
ホテルに入れたのはもう真夜中・・
それもパリで大きなコンベンションがあったらしく、病院の近くのホテルが空いてない〜
でも、結果的にはそれが良くて、街中のホテルになり、
病院から帰っても、周りでご飯ベるところが遅くまであるし、
ちょっと買い物できるし〜便利だった〜
凱旋門のすぐ近くにステイすることに。
久しぶりのパリ。 こんな形で来ることになるとは〜(^◇^;)
ユーロを一銭も持っていない状態でのいきなり真夜中のパリ・・・
ちょっと焦りましたね〜
とにかく、とびっきりのサバイバルでございました〜〜
またまた続く〜〜