9月16日(水)は国立大劇場におきまして、
「三喜流 八千代会 創流50周年記念公演」が行われました
ほとんど寝てない状態で朝5時台からせっせと着物をきて東京へ。 ねむい
到着後は、いつもの劇場めぐり&舞台ちぇっく~
あの!国立劇場ですからね~~ 歌舞伎を観に行ったことしかないので、
楽屋とか舞台裏が見れるなんて~~ わ~~~い!
あ~~、舞台ってやっぱりいいな~。 始まる前の緊張感がいいよね~
おおおおおーっ! 鐘が!「京鹿子娘道成寺」でつかうんだね~~
わ~~~! コレに登ってポーズ決めたら自分で鳥肌立つだろな~
さて、さて、第一部の五十周年記念口上へ並ばせていただきました。
幹部の方々、そして沢山の師範、名取たちがずら~~~っと並び挨拶します。
正座をしてお辞儀をしたままで、自分の名前が呼ばれたら頭を上げるのですが、
つ・・・・・辛い・・・・・手が~~~~ブルブルブル・・・
頭に血が上る~~~~。 うぉ~~~!
足が痺れるなんてより、手がぁ~・・・・
・・・・・と・・・、そんなことよりも・・・
家元の挨拶が始まりましたが・・・・
お亡くなりになられた宗家(家元の母上)の悲願であった
国立大劇場での50周年の記念公演を迎えることができ、
皆様に感謝の気持ちを涙で述べられたのです・・・・
私たちは頭を上げることができない・・・
挨拶を聞いていて、下を向いたまま涙涙
涙・・・
涙を拭くこともできない。
隣の人たちもみんな鼻をすすっている。
5年前だったのでしょうか、
宗家がお亡くなりになり、まだお若い家元の重責は大変なものだったと思います。
みんなその気持ちがわかっての涙だったと思います
本当に立派な挨拶でございました
さて、
私は口上だけでしたので、それからは皆さんの踊りを楽しませていただきました
みなさん、豪華な舞台でしたね~
地方さんの演奏で踊る~♪ 本当にうらやましいですね♪
(撮影禁止でしたので幕だけ 座る席がなくて立見になってしまった方も多かったです (館内をフラフラ~っと。 クリームあんみつ美味しかったなぁ~ ほんとに贅沢な舞台が次々とすすみまして、 最後の2つの演目となりました。 たくさんのお客様でした。
)
ランチも
)
まず、憧れの千裕様の演目は!「長唄・英執着獅子」でございました。
最初は艶やかな傾城! うっ・・・・美しい!!!!
うっと~~~~りしていたら、
そのあと、獅子の精になってしまうのだ
獅子の真っ赤な長~~~い髪をブンブン振りまわし踊ります。
カッコイイ~~~~~~~~~~~~~~~っ!
男達をポンポン投げ倒します。
叫んでしまった!
「せんゆ~~~~うぅぅぅ!」 はたして、呼び捨てでいいのか??
そして、待ってました~~ぁ! 家元!
家元は「長唄・蜘蛛の拍子舞」という演目でございまして、
藤間秀之介様と藤間秀三朗様が特別出演なされました。
はじまると、おどろおどろしく蜘蛛がカサカサカサ~っと出てきた。 こわい!
(私のこの世で一番嫌いな蜘蛛・・・こわすぎます・・・)
蜘蛛が綺麗な姫君に姿を変えて男をたぶらかそうとするの!
女郎蜘蛛だよ! 凄かった
女郎蜘蛛の精に変身すると、顔は隈取に。 すごい迫力でした!
台詞を歌うようにいいながら踊るんです!
ほんとに素晴らしかった!!
美しい姿をしながらも、どこか冷たく、隠された恐ろしさをうまく表現されていて、
ゾクっときましたね~
なぜか、幕が閉まるとき「ブラボー!」といってしまった。 ははは
家元の隈取でございます!
舞台が終わった後で、羽二重という絹に顔を押し当てて取りました
そんなシーンを家元は見させてくださったんです
普通ではみることできませんよね! 感激でした
とってもサッパリした気さくなお方で、いつも「はなぶさちゃ~んっ」っと
お声をかけてくださいますが、
あんなにスゴイ踊りを踊られるお方・・・
もうホント、雲の上のお人でございます ひれ伏します。ははーっ。
久しぶりに日舞鑑賞よかったですね~
あっという間に時間が過ぎてしまいました。
なんか、狂った女とか憧れるなぁ~。 そんなのできたらすごいな~。
あ~~、やっぱり、日本文化・・・いいですね~
歌舞伎も久しぶりに観に行きたくなっちゃいましたね
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菊華さん! 今回いらっしゃらなかったのですね。 お会いできずに残念でしたよ~