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池袋パルコ飛び降り 巻き添い男性死亡 「自重自愛」の心

2007年11月11日 01時15分51秒 | 
池袋パルコで飛び降り自殺に巻き込まれた男性(38)が亡くなった。
男性は千葉県松戸市の会社員、飛び降り自殺を図り男性を巻き添えにした女性(25)は練馬区在住の無職。

この事件の報道を見て、巻き添えの被害に遭われた男性が早く回復される事を望んでいたが、顔面複雑骨折で意識不明の重体だった男性は帰らぬ人となってしまう結果となってしまった。男性が回復する事を願っていた人は沢山いただろうし、ご家族や友人の皆様の気持ちを思うといたたまれない。

もし、私の家族や友人がこの様な事件に巻き込まれて死んだなら、私は巻き込んだ人を一生恨むだろう。その人がどんなに立派な肩書きがあろうと、どんな理由で自殺したとしても、行った行為は最低の行為であり、殺人だ。

自殺した人を可哀想だと言う人もいるだろう。もちろん、自殺した女性の身になった考えてみれば、25歳と言う若い命を自分で終えなければならない程の苦しみがあったのかもしれない。しかし、自分が苦しいからと言って、人様の命を奪って良いと言う理由にはならない。

私は「自殺するな」とは言わないし、心療内科の医師でも、専門家でもないので自殺志願者の心理状態は知らない。

冷たい言い方かもしれないが、どうしても自殺すると言うのなら、誰もいない山奥で一人寂しくヒッソリと死ぬ方がよっぽどマシだと思う。どのみち、家族や友人には迷惑はかかってしまうし、片付ける人の身にもなって欲しい。

25歳と言えば、私と同じ年。
自殺した女性がどんな生活を送り、どんな精神状態で、何を考えて自殺したのか、私は彼女の事は何も知らない。女性は精神を患っていたとも報道されているが、だからと言って自殺して、人を巻き込んで良いと言う事ではない。

しかし、彼女にかかわる人達も又、精神的な苦痛にさらされている事だろう。
そんな、残された人達の方が自殺した彼女よりも、よっぽど可哀想だ。死んだ人間はそれきりだが、生きている方はこれからもこの事件の事を思い出す度に悲しい思いをしなければならないのだから。

マスコミはこの様な事件を面白く、スキャンダラスに書きたてたり、ネットでも彼女の事を色々と書きたてる。
私は加害者の親類縁者でもなく、被害者の親類縁者でもない。しかし、同情するとしたら、巻き込まれてなくなった会社員の男性だ。加害者のご遺族には申し訳ないが、どんな理由があったにせよ、今の所、この女性に同情する気持ちは全くない。

25歳という年齢、いい加減に物事の分別をつけるべき年齢だと思う。何でも善悪で判断するのは良くないが、自分の事だけでなく、もっと周りの人の事を考えて行動しなくてはならない。

しかし、この女性に言いたい事は、もっと、もっと自分を大切にしなくてはいけなかったと言うことだ。

自分を大切にする事(自重自愛の精神)は、結果的に周りの人を大切にする事(他愛の精神)と同じ位大切な事だ。

今回の事件など、いい例ではないだろうか?
自分を大切にしない事が自殺と言う行動につながり、結果として関係のない他人を巻き込み、死なせてしまう悲しい結果になってしまったのだから。

最後に被害に遭われた男性のご冥福をお祈り申し上げます。

※画像はサンシャイン60で撮ったものです。

巻き添えで重体の男性死亡 池袋パルコ飛び降り(朝日新聞) - goo ニュース




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