「三五八漬け」とは元来は食塩・蒸し米・糀を三・五・八の割合で配合したものを寒仕込みし、漬物の素とたのが「三五八」(さごはち)の名前の由来だという。
私の故郷の福島県会津若松市では、ジャガイモを漬物の糠床ならぬイモ床にしてキュウリなどを漬ける「いも三五八漬け」なるものがあり、私の母方の実家がある湊町あたりでは農家をやっている家が多いため、自分たちの家で植えたジャガイモやキュウリを使った「イモ三五八漬け」が食べられている。
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麹や漬物の元などは海外では手に入りにくいが、ジャガイモやキュウリは簡単に手に入るので、「イモ三五八漬け」はお手軽だ。しかも、今回は、さらにお手軽を通り越して、「ズボラ」の域に達するべく、人類の科学の粋を集めた電子レンジ君とタッパー君に活躍してもらった。イモを茹でる手間と鍋を洗う手間も省けてた。
【いも三五八漬け】所要時間 約50分
【材料】
1.ジャガイモ 大2個
2.キュウリ 3本(中国のキュウリは大きめだった)
3.塩 大匙2杯(ジャガイモの量によって要調整)
4.砂糖 大匙1杯(ジャガイモの量によって要調整)
(砂糖はザラメがあれば尚良い、今回はザラメがないので普通の白砂糖を使用)
【作り方】
1.ジャガイモを洗い、芽を取る
(※この時、皮はむかない)
2.耐熱タッパーに水少々、ジャガイモを入れ電子レンジで約10分ほど火を通す
(レンジの種類やジャガイモの火の通りによって要調整)
3.ジャガイモに火が通って柔らかくなったら、タッパーに残った水分を捨て、皮ごとマッシュポテト状につぶす
(※やけどに注意!)
4.ジャガイモが熱いうちに塩と砂糖を加え、さらによく混ぜる
5.ジャガイモ、塩、砂糖が良く混ざったら、「イモ床」の完成。荒熱が取れるのを待つ
6.「イモ床」の荒熱が取れたら、キュウリを入れてよくなじませる
7.冷蔵庫に入れて完成まで待つ
8.イモ床はキュウリを漬けた後、水気が出るが、水気を捨てて、また塩と砂糖を足せば2、3回は使える。
今回はジャガイモ2個で作ってみたが、3個ぐらい使えば良かったかなと思った。美味しくできることを願いながら、今冷蔵庫で熟成中。
この「いも三五八漬け」の長所は、簡単・臭いがない、そして美味しいという点。初心者でも簡単にできるので、トライしてみてはいかが?
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会津若松市の「いもころりん」というイモ床
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商品の説明
ジャガイモで作った漬物の素です。ほのかにジャガイモの香りと甘みがあり、手軽に漬物が楽しめます。平成20年度優良ふるさと食品中央コンクールで(財)食品産業センター会長賞受賞商品。 各種メディアでも話題の商品です。イモ床の魅力は 1.臭くない 2.漬ける時間が短い 3.材料が簡単に手に入る 4.かき混ぜなくてイイ 5.万能調味料として使える ぜひ、ご家庭の味としてお試しください!
こちらは普通の三五八漬けの素
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