都内のN苑でお世話になっている叔母は、とても元気でした。すでに言葉を失い、瞳孔が少し開いていて、私の顔はしっかりと映像として確認できていないことは明らかだ。ただ、いつもお世話して頂いている苑の職員や母や弟には笑顔がでる。不思議に話し掛けていると、言葉にならない言葉が何を言おうとしているのか分かる瞬間があるのです。意図して言っているとは思えないけれど、なにかほっとしたような、愛しい気持ちになる。去年から異食が始まり、徐々に足腰も弱くなり、誰かの助けがないと生きていけない。そんな叔母にとって、ここは安住の地になっています。
訪問した日は、七夕祭がありました。
訪問した日は、七夕祭がありました。