
『亀がいるわよ、見にいらっしゃい』
梅の木のおばさんから知らせがあってお家を訪ねました。
『おぉ、来たか、来たか。こっちだよ』
おじさんに案内された庭の片隅の大きな壷に
20センチ以上もある、大きな亀が入っていました。
『昨日の朝、田んぼの淵を歩いていたんだよ』
『きゃ~~!!おおきい!』
孫たちの嬌声がまたも こだまします。
少し見せてもらってから、
川へ返そうと思って貰ってきました。


あまりの大きさにバケツから溢れて逃げ出しそう。
今日になって、保育園に持って行こうということになりました。
今朝は、亀と一緒に登園です。

『ぎゃ~~!!!』
今度は園児たちが取り巻いて騒いでいます。
やっぱり、男の子はさわろうと必死です。
女の子は遠巻きに、、、
小さな子も興味津々。
『暫くお借りします。そのうち川に返しますから。』
そう言ってくれた園長先生にお願いして、
暫く保育園で生活することになりました。