やさしい時間

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何気ない日常を写真とともに綴ります

尻振り祭りに行ってきました

2007年01月08日 | お祭り
小倉南区の井手浦の尻振り祭りに行ってきました。
正式には「八日座祭り」というのですが、尻を振る行事から「尻振り祭り」と呼ばれるようになったそうです。
この祭りの伝承にはさまざまありますが、その一つには、
昔悪さをする大蛇を退治し、その尻尾がこの地域に落ちてきて跳ね回った。
その年はとても実り豊かだったことから、このお祭りが始まったと伝えられています。
無病息災・五穀豊穣を願うお祭りです。

             
尻振り祭のクライマックス、その年の座元さんが無病息災と豊饒を祈念して、矢をお尻にあてて 大蛇の尻尾に見立てて、お尻を振ります。
たくさんお尻が振れた年ほど作物が実ると言われ、皆で囃し立ててお尻を振らせます。
             

大蛇を矢で射って仕留めた、という伝承により、至近距離から矢を射ます。
その後、大蛇を刀で切って退治します。
大蛇は縁起物なので見物客が競って持ち帰ろうと取り合います。
             
大蛇の飾りはその年の座元さんによって作られるため、形が毎年違います。
今年はこれです。
地域の人たちしか参加しない、ローカルな寂しい祭りですが、そこに住む人々の熱い思いが伝わる祭りです。
ずっと続けて行って欲しいと思いました。
              
今日の成果は、干し柿。大蛇のお腹の中に入っています。
これを食べると、一年元気でいられるのです。
娘と二人で分けて食べました。

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2 コメント

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祭り (陽だまり)
2007-01-11 12:26:39
ユーモラスな名前の祭りですね。祭りは何処も若い人が少なくなり、消えつつあります。寂しい話です昔ながらの、伝統行事はいつまでも受け継がれていってほしいですね。 因みに、大蛇のお腹の中には干し柿の他色々入っているのですか?
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お腹の中身 (nashiko)
2007-01-11 21:37:03
陽だまりさん、
こんばんは。
大蛇のお腹の中には、藁に隠れるように干し柿が入っています。
何個入れるのか決まっているようです。
娘の卒論によると、、、
『昔は32個と決まっていたそうですが、最近は見物客が多く、取り合うため、100個くらい入れているそうです。』だそうです。

もっと違うのが入っていたら面白いんですが。
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