やさしい時間

「写真でブログ」タイトルを変更しました
何気ない日常を写真とともに綴ります

3.11 2年目

2013年03月11日 | 想い
今日は震災から2年目。
朝からテレビの特番がいろいろ報道していた。

被災地は少しずつ復興へ向かっているのだろうが、
テレビで見ていても、あまり変わったようには思えない。

「不安」はたくさん渦巻いていて、
この場所で子育てできるのだろうかとか、
仕事はどうすればいいのだろうかとか、
仮設住宅から出て行ける日が来るのだろうかとか、、、

また、福島では原発の廃炉作業の問題など
私たちが自分たちの世代で解決できるのかと
疑問はたくさんあり、
未だに隠された事実もあるはずで、
また住みたいと思い続ける人々に
諦めさせることも必要なのではないかと
遠くの地で、ただ何もせずに思う。


そんな自分を卑怯に思い、
だけどそれでも何をするでもなく
傍観者のままここにいる。






あの日、私は今日と同じように
デイルームで利用者さんにお茶を出して
長閑な午後にいた。

お茶が終わってテレビを付けてみたら
何やら大変な事になっている事が分かった。

津波が押し寄せる中、逃げ惑う人々が
映像に写し出されており、
まるで映画のようでただぼうっと眺めていた。

今日、黙とうの時間、
あの惨状を思い出していた。

地震と津波の怖さを改めて知った日だった。
そして、原発の負の問題も。


どうなんだろうか?
また再稼働すべきなのだろうか?
もっと考えるべきなのではないのだろうか。

これもまた、傍観者のつぶやきにすぎないが。





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