No.32 御前山(茨城県)ビオトープ ひと汗流して2023.06.07
御前山ダム周辺の環境整備に参加して、いい汗を流してきました。
このビオトープは、ダムが完成する2008年までに水没予定地の希少な動植物を移す目的で、2004年から「お引越し」が開始されました。20年近くの歴史あるビオトープです。場所は、常陸大宮市檜山地区、もう少し西に進めば其処はもう栃木県茂木市です。地元の人々や今は廃校になってしまった伊勢畑小学校の子供たちで維持されてきました。それは今でもしっかりと受け継がれていて、地元の小学校の行事として定期的に集落の人たちとともに維持されています。
私は今回初めて参加したのですが、集まってきた車のナンバーを見て驚きました。都内、埼玉県、茨城県ではつくば市、土浦市など遠方からもたくさん来ていたのです。3人から5人のグループ単位で企業からの参加者が多く見受けられました。総勢50人くらいだったでしょうか。リーダーの支持のもと、それぞれ与えられたエリアに分かれ、小川の整備、離れた場所にあるハイキングロードの整備、希少種周りの草取りなど、もくもくと約2時間の作業でした。
気温も27度ほどで、青空の下、少々きつい作業とはなりましたが、皆、けがもなく、リーダーの終了の合図をもって、ベンチで休憩とお昼です。お昼には地元の仕出し屋さん?の炊き込みご飯とペットポトルのお茶が提供され、樹木の下で長椅子に腰をかけ、木々の緑を眺めながら美味しく、それは美味しく頂きました。
秋には今年2回目の活動があるようなので、是非にも参加したいと思いました。
十数年前のことになってしまいましたが、この地で「森林インストラクター茨城会」の観察会を、元御前山村長だった故長山さんと私で企画し実施したことが、懐かしい思い出として蘇ります。あらためてダム建設に奔走し、ビオトープという貴重なエリアを確保された長山さんに感謝です。ありがとうございました。
帰途、ご褒美にお安いチリワインと発泡酒を仕入れ、ルンルン気分で家に戻りました。
収穫したばかりのジャガイモで作るロシュティ 香ばしい香りが何とも最高!
メールチェックをしていると、なんと、
「あなたのブログにコメントがとどきました」とのアナウンス!
懐かしい高校時代の同期生からです。
嬉しかったですね 何という一日、素晴らしいフィナーレです。
ところが、その方のメルアドや現住所など探しては見たものの、残念ながら😿です。
メール或いはハガキ一枚、ポーンとお知らせいただけないかななどと..淡い期待を抱きつつ、
その晩はぐっすり爆睡ではありました。
これからも新しい記事、楽しみにしています。
当時の観察会は、長山村長と共同で企画したのですか。
打越さんと御前山のそういうつながりがあったこと、初めて知りました。