蹴飛ばせ！旨い人！！

昨夜の琢屋さんは、まるで、別人のようでした。なんだか、初々しい感じがして、
若くなったように思いました。裏時間（０時過ぎ）の登場でしたが、京都から直行
してくれました。仕事も順調のようで、僕も、嬉しく思っています。
どうぞ、蹴飛ばしてください！桃、栗、３年、柿、８年といいます。
どうぞ、美味しい柿になって、僕らを楽しませてください！
心から、エールを送りたいと思います。「フレー、フレー、琢屋ッ！！」

昨夜は、金曜日の夜でしたが、静かな夜でした。でも、楽しい夜でした。
商売は、決して、売り上げだけでは、ありません。もちろん、売り上げは、大事
ですが、もっと、大事なことが、あります。それが、僕の、商売です。
と、いうよりも、僕は、旨いものもが好きですが、旨い人が好きみたいです。
だから、楽しく商売を、元気に、させてもらっています。
これは、ほんとに、ありがとうございます。
そんな、旨い人たちと、もっと、出会いたいと思っています。
不味い人は、ＮＧです・・。

僕は、真直ぐな人が、大好きです。だって、気持ちいいじゃないですか。
僕は、気持ちいいものが、大好きです。だから、蹴飛ばし屋なんです。
それが、僕の、選んだ道なんです。
でも、僕は、どうも、他人と同じが好きじゃないんです。
だから、やめろと言われたら、敢えて、やりたがるんです。
これは、僕の、性分で、致し方ないのです。
で、なければ、ここに、店を、構えたりしません。
開業して、地元の来る人、来る人に、「なんで、ここに出したの？」と、言われ
ました。「悪いけど、１年持つかな・・？」とも、言われました。
そんな言葉を聞けば聞くほど、僕は、楽しくなりました。そして、旨い人たちの
お陰で、蹴飛ばし屋人会は、２年目を迎えました。
皮肉なことに、そんな言葉を残していった人たちは、誰も、二度と来ませんでした。僕は、思いました。そんな言葉を残していった人たちが、そんな町にしているんだと・・。僕は、この町では、そうです、よそ者です。だから、偉そうなことを、語るつもりは、もうとう、ありません。でも、これだけは、語ります。
「歴史は、常に、よそ者が、変えてきました。」と。もちろん、良し悪しは別と
してですが・・。煮詰まった煮物を旨くするには、煮詰まってない、新鮮なものを
加えるしかないのです。簡単に言えば、新しい液体を加えればいいだけのことです。煮詰まった世界では、しょせん、堂々巡りなだけなんです。
料理は、実に、素直な世界です。されど、複雑な世界でもあります。
だからこそ、常に、魅力ある世界なんです。だからこそ、飽きずに作っています。

もう、朝です。新しい朝です。今日も蹴飛ばすために、いいかげん、寝ます！

蹴飛ばし屋の、たかだか、４１歳の青い馬スター