大塚 せつ子~白神の風

白神山地から発見された『白神こだま酵母」が、いつか世界中の大空に羽ばたくように、これからも新たな技術の開発を目指します

田圃は誰が守るのか・・・・

2012-06-22 11:39:31 | 徒然に

先日、米粉教室の授業で各自持ち寄った米粉でパンを焼きました。

数年前と比較すると、かなり製粉状態が良いように思いますが、やはり

ノングルテンの米粉パン『田圃のパン』を作るには、ハードルが高いと

思われる米粉もありました。

そして、今年になって新たにわかったこと・・・・・

それは、今までは『米』としていただく品種・・・・つまり、あきたこまちで

あったりこしひかりであったり・・・・・その、備蓄米の多くが米粉として

販売されていましたが、今年あたりから米粉用の『多収穫米』が出回って

きたことが良くわかりました。

何故それがわかったかといいますと、米自体の甘さがないので同じ配合で

焼き上げると、パン生地がしょっぱく感じるからですね。

おいしいお米だから、おいしい米粉になり・・・・おいしい商品になる。

そう信じている私には、ちょっと寂しい気もします。


お米を作る人、売る人、買う人、食べる人・・・・・

日本の田圃を守るのは、つくづく大変なことなのだと・・・・・

改めて難しさを実感いたしました。




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