農文協～白神こだま酵母でパンを焼く

白神こだま酵母のバイブルとも言われる、『白神こだま酵母でパンを焼く』

（農文協刊）

が、５月に２０刷になりました。

今よりも国産小麦粉の吸水が低かった時代でしたが、小麦粉の水分の

変化も追記させていただくことになり、発売後１０年を以っていまだに

この想い出深い一冊が多くの皆様に愛されていることを、心から

嬉しく思っています。

まだ、白神こだま酵母が世に知られていなかったときに、農文協の

編集者の方とめぐり会い、

この白神こだま酵母の引き算のパン作りを広めましょう！

という、心強いお言葉で発刊することになったのです。

あれから１０年・・・・

今だかつて、この本が皆様に愛されているということは、何にも変えがたい

喜びです。

この「白神こだま酵母でパンを焼く」は、白神こだま酵母のバイブルのように

小玉健吉工学博士のことや、秋田県総合食品研究所（現・秋田県総合食品研究センター）の

高橋慶太郎先生のお話も掲載されています。

そして、何よりも白神こだま酵母の生い立ちも書かせていただいていますので

白神こだま酵母を知っていただく、数少ない一冊となっています。

日本の地で生き続けてきた小さな小さな生命・・・・白神こだま酵母

この一冊がきっかけとなって、多くの皆様に知っていただけるようになったことは

支えてくださった皆様は勿論、農文協の編集者や関係者の方々が信じてくださった

おかげと、心から厚くお礼を申し上げます。

今は、パンの作り方としては更なる進歩を遂げておりますが、白神こだま酵母に

触れていただく皆様の大切な一冊となることと思います。

又、この「白神こだま酵母でパンを焼く」は国会図書館はもとより、多くの図書館で

ご覧いただけるようですので、まだご覧になってない方は是非ご覧ください。


改めて、農文協の編集者様皆々様にこの場をお借りして、心より厚くお礼を申し上げます。

本当にありがとうございました。

　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大塚　せつ子




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