『勤務地シンガポール』

残りの人生どう生きるか迷い続けてこのまま終わってしまいそうです

レジュメを通して感じる人々の不安

2009年09月15日 | 就職や転職についてあれこれ

 9月も早いもので半分来てしまいました。歳のせいなのか(?)時間が経つのが物凄く早く感じられる今日この頃です(笑)。

 シンガポールの人材市場には毎年決まったパターンがあることは、このブログでも何度かお伝えしたかと思います。通常8月を過ぎると転職しようという人の動きが少なくなって来るのは、皆さん12月に支給されるボーナスを当てにしていて、「今早まって転職するよりも、もう少し我慢して12月のボーナスを貰ってから転職しよう。」という思惑が働くからだと言われています。そのため、通常9月から年末にかけては、人材屋としては中途市場から適材を探す際は苦労することが多いです(笑)。

 ところが今年は、この時期になっても例年よりも人の動きや流れがまだ盛んなような気がします。例年より多くの人たちがこの時期まだ転職活動をしています。多くのレジュメを読んでいて感じるのは、人々の「不安」です。それは面接時に「近々部門が縮小なるので解雇されるかも知れないから」ということを、転職希望の理由として実際聞くことがあります。また既に「解雇」されているケースもやはり今年は多いですね。それはニュース報道よりも実際は多いのではという肌感覚があります。

 さてこれから後半、そして来年はどうなるのでしょうか。企業の採用は今、今年前半の「我慢の時期」を抜け出したかのような活発さを感じる時もありますが、それでも一般的には、「昨年のリーマン・ショック以前の数字(従業員数)にはとうてい戻っておらず、その後の大量解雇に伴って生じた欠員を今少し補充しているだけ」などと言われたりしているようです。

 どこの国でもそうだと思いますが、仕事=生活ですので、「仕事がない」とう不安を取り除くのがその国のリーダー達の仕事だと、私なんぞが偉そうに言ってしまって良いのか分かりませんが、そんな中でシンガポールは良くやっている方だ、と、思います(笑)。

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