『勤務地シンガポール』

残りの人生どう生きるか迷い続けてこのまま終わってしまいそうです

読み手の「心を掴む」本のタイトルの付け方を学ぶ

2017年10月27日 | 日々雑感

 知人から薦められて「なぜハーバード・ビジネス・スクールでは営業を教えないのか?」を読んでみた。

なぜハーバード・ビジネス・スクールでは営業を教えないのか?

クリエーター情報なし
プレジデント社

 自身が経営する会社にも「セールスブリッジ」とつけるくらい、営業という仕事に興味を持ち、そして創造性を感じて来たので、たぶん知人から薦められていなかったとしても、タイトルを見ただけで購入したことと思う。

 本の内容についてはまた記事を改めることにして、考えさせられたのはまたしても「本のタイトルの付け方」だ。

 原書のタイトルはというと、どうもイギリスとアメリカでは異なっているらしい。

  イギリス版は『The Art of the Sales』

The Art of the Sale: Learning from the Masters About the Business of Life
クリエーター情報なし
Penguin Books

 

 アメリカ版は『Life's a Pitch』

Life's A Pitch: What the World's Best Sales People Can Teach Us All
クリエーター情報なし
Portfolio Penguin

 

 本の巻末に載っているライフネット生命保険の岩瀬大輔さんの訳によるとイギリス版は「営業の技法」、アメリカ版は「人生は売り込みだ」というニュアンスになるらしい。で、日本版となると、「なぜハーバード・ビジネス・スクールでは営業を教えないのか?」。

 それぞれの国民性を表しているようでとても面白いと思う。タイトルの付けた方のみならず、表紙のデザインについても勉強になった次第。

 



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