徒然草庵 (別館)

人、木石にあらねば時にとりて物に感ずる事無きに非ず。
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プレイバック 2010W杯

2014年07月17日 | サッカー
サッカーにおいてドイツとアルゼンチンはarchenemy(天敵)とでも言うべき因縁持ちですが、4年前にも文字通りの「仁義なき戦い」が繰り広げられておりました

ちょうど日記に記録があったので転記。
日本人にも馴染み深いあのヒトとか今は某国監督のあの方とかがえげつない口撃(笑)してます。
ちょっと記憶を手繰るのも一興でしょう(^^)



   ☆☆☆☆



ドイツ「オールド」スターズとアルゼンチン・マラドーナ監督の場外戦 (2010/07/02 の記事)


ベスト4進出へ、ドイツとアルゼンチンの「場外戦」が始まった。3日の対戦を前に、ドイツ選手や代表OBたちがアルゼンチンのディエゴ・マラドーナ監督(49)を挑発。もちろん負けまいと、同監督もやり返した。86、90年と2大会連続決勝で対戦するなどの因縁もあってヒートアップ。メディアや国民を巻き込んでの舌戦で、いよいよW杯らしくなってきた。

きっかけは、またもマラドーナ監督の「放言」だった。「ドイツのW杯は土曜日で終わる。我々はドイツの倒し方を知っている」。
もちろんドイツも黙ってはいない。かつてマラドーナとピッチ内外で激しいバトルを繰り広げたOBたちが、次々と応戦した。

90年優勝メンバーのフェラー氏が「ヤツは騒ぐのも仕事だと思っている」と言うと、ヘスラー氏も「ディエゴなんか、ベンチに座ってるだけで何もしない」と続いた。ブッフバルト氏が「アルゼンチンの守備は崩れやすいからね」と冷静に話せば、マテウス氏は「親愛なるディエゴくん、もし君が僕らの優勝を祝いたいというなら、喜んでパーティーに招待する」と、痛烈な言葉で挑発し返した。

互いが相手を挑発し合う前哨戦はW杯の常だが、アルゼンチンとドイツの場合は過去の因縁もあって激しさが違う。前回大会も準々決勝の前に、アルゼンチンFWテベスが「シュートは(GK)レーマンの頭に蹴る。ボールが入るか、ヤツの首が落ちるかだ」と挑発すると、クリンスマン監督は「彼程度のシュートならば、ヘディングで返せる」と応戦。同監督は毎試合観戦するアルゼンチンの英雄に向かって「負けて悲しむマラドーナの顔が見たい」とまで言い放った。

歯に衣着せないマラドーナ監督。大会前は苦戦を予想されただけに、勝ち上がって調子に乗りまくる同監督には手がつけられない。黙っていては完全にマラドーナペース。だからこそOBまでもが次々と発言に加わるのだ。

もちろん現役選手も黙ってはいない。3月の対戦後の会見で、マラドーナ監督に「子供はあっち行ってろ」と、屈辱的な言葉を浴びせられたMFミュラーは「今の自分は違う。成長したところを見せつけたい」。MFシュバインシュタイガーは「アルゼンチン選手は、すぐに審判にプレッシャーをかける。敬意が欠けている。まあ、それがアルゼンチンだけど」と審判まで「場外戦」に巻き込んだ。

大荒れ必至の大一番。試合後、マラドーナ監督は泣いているのか、それとも、はしゃいでいるのか。



   ☆☆☆☆



まったく…大人げない(笑) 2010年W杯準々決勝、結局4-0でドイツが勝ちました。


いい歳したオトナたちもですが、当時ハタチだったミュラー、24~5だったシュバイニーの発言もなかなか奮ってます。

この遺伝子が次世代に受け継がれていくんですかねぇ…?(笑)