1985年公開。 アカデミー賞に11部門ノミネートで無冠の伝説の作品。
アリス・ウォーカーのピューリッツァー賞を受賞した1982年の小説の映画化で、1900年代初期の一組の黒人姉妹の波乱に満ちた40年を描いた重厚な人間ドラマ。
スピルバーグ監督がこういう作品を作っていたんだ~というシリアスな作品です。
奴隷のような生活から一人の人間として目覚めていく主人公の黒人女性役をウーピー・ゴールドバーグが
普段のキャラクターを封印して熱演。
素敵でした☆
言葉少なく、奥ゆかしく、どこか悲しみを秘めている微笑み。
ラストの食事のシーンで人生で初めて怒りが爆発する演技は、
魂のこもっていてすべてを黙らせてしまうような迫力。
かっこよかったー。
ああいう芝居がしたい!と思いました。
友人・ソフィア役をあのオプラ・ウィンフリーがやっていてこれまたビックリ。
ラストの食事のシーンのモノローグ、心からずしーんときました。
明るく気丈な人が、理不尽に打ちのめされて心も体もぼろぼろになり闇をさまよっていたが、
そこから光を見いだして再生する姿、、、圧巻です。
人は心次第で道を切り開いてゆける!
自分らしく生きる幸せを深いところで教えてくれる作品です。
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