四季に暮らす

季節の着物、食卓、ベランダの植物たち
和と洋が仲良く並んでいるような衣食住の風景

夏じまい(補足篇)

2013-09-13 | 着物まわり
昨日の記事『夏じまいと秋の支度(2013/9/12)』には、生徒さんから早速ご質問をいくつか頂いておりますので、今日は「補足篇」としてもう少し注意事項等を詳しく書いてみたいと思います(^-^ 

洋服でも着物でも、カジュアルもののケアとメンテナンスは、お金をかけずに自分で出来るに越したことはありませんね!

今回「夏の浴衣類を自分で洗って良かった♪」と思ったことの一番は、洗いながら&干しながら&たたみながら・・その浴衣や着物を着て楽しんだ夏の思い出が甦ってきてsymbol4もう一度楽しめるsymbol4ことでした(^^)v

今年の夏着た絞りの浴衣の最後の一枚も、今日は授業後の夕方から洗って乾かして畳んで片づけることに(^-^ 
これで私の夏じまいは全て完了です(^^)/


■【補足篇】

・洗濯機を使わなくても、洗面所のシンクで「ネットに入れて優しく押し洗い&すすぎ」でもいいです
洗剤が残らないようにすすぎはしっかりして下さい

・ドラム式洗濯機の場合、衣類の片寄りを感知して完全に脱水が出来ず洗濯機のエラー表示が出ることもありますが、心配ありません
中途半端なくらいのゆるめの脱水状態がベストです
お風呂場やベランダなどに叩いて(パンパンclap)形を整えて干します

・色うつりする可能性もあるので、必ず単独洗いにします

・洗濯機使用の場合、コース終了後は放置せずすぐ取り出して干します

・糊をすると、来シーズンまでの間にはカビの原因になることもありますし、風合いも損なわれますのでしません

・小千谷縮と絞りの浴衣は、お洗濯後のアイロンは必要ありません

・絞りの浴衣の中で「総鹿の子」の技法を使ったものは、絞りの戻りを素人が戻すのにアイロン技が必要になることもありますのでプロに任せるのも一案です
「三浦絞り」「蜘蛛絞り」「巻き上げ絞り」「小帽子絞り」「雪花絞り」はアイロン無しで全く大丈夫でした

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今日の生徒さんとは「虫干し」の話にもなりました
最近の住宅事情では、手持ちの着物を家中に提げわたす・・などということは到底無理です(^-^;)

お天気がいい日が続くときに、部屋に風を通しなが着物をたとう紙のまま畳に並べておきます
「紐をほどいてたとう紙を開いておくだけで十分虫干しになる」と聞いて私はそれで済ませています(*^^*)

「礼装などあまり着る機会がない着物に気をつけながら、紬や小紋などの街着は機会ある毎に袖を通して→都度、風を通してしまう」というのが一番の虫干しになるようです(^^)v

それでも、着物や帯を収納している棚を、その季節のものをとりやすい高さの段に入れ替えたりするのも、お天気がいい日の仕事です

のんびりできる休みの日に気持ちのいい風を通しながら、たとう紙をあれこれ開きながら、コーディネートを考えたり入れ替えたり・・

私の暦では、ゴールデンウィークと9月の歳時記になっています
(✿◡‿◡ฺ)

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