震災に屈することなく北の海女たちは今年も海に潜ります
「ちょっと待って。先行ってて。海女カフェ寄ってく」とアキちゃん。
「止めとけ」と弥生さん。
「アキちゃんが懐かしいと思うものはもうないよ」と美寿々さん。
アキちゃん二人の言葉で海女カフェに何が起こったかを悟り不安な表情になりました。
ばっぱに連れられみんなと一緒に海女カフェに向かうアキちゃん。
地震と津波の影響で魚は死に荒れ果てた海女カフェを見てショックを隠せないアキちゃん。
ストーブさんたちが作ってくれた潮騒のメモリーズの看板が埋もれているのを見つけ手で土を取り除こうとしました。
「誰のせいでもねえんだアキ。自然のいいところばかり利用して自然の怖えとこ目背けてそのうち忘れちまう。それが人間の傲慢さだ」と言い聞かせるようにアキちゃんに話すばっぱ。
ばっぱの方を向いて話に聞き入るアキちゃん。
そして再び土を取り除き始めるアキちゃん。
「決めた!」アキちゃんが声を上げました。
足を止めアキちゃんの話を聞くばっぱたち。
「海女カフェ復活させっぺ!ここさもう一回海女カフェ作るべ!」と力強く話すアキちゃん。
「おめえ夏ばっぱの話聞いてなかったのか」と弥生さん。
「だいたい聞いてた。要するに気にすんなって意味だべ」と前向きに捉えるアキちゃん。
そんなアキちゃんを見てばっぱたちは微笑みました。
「正直わかんねかった。オラにできることやるべきことってなんだべってずっと考えてた。東京でテレビ見てたらあまりに問題が山済みで正直オラひとりじゃどうにもなんねえって思ってた。でも帰ってきたら色々はっきりした」とアキちゃん。
「とりあえず人は元気だ。みんな笑ってる。それはいいことだ。食べるものもまあある。北鉄も走ってる。それもいいことだ。んだ東京にいたらいいことが耳に入ってこねえんだ。つれえことばっかり…あれ何の話だ?」と考え出すアキちゃん。
「海女カフェ?」と助け舟を出すユイちゃん。
「んだ!オラが作った海女カフェが流された。直すとしたらオラしかいねえべ。これぞまさにオラにできる事だべ」と前向きに話すアキちゃんを暖かく見守るかつ枝さんたち。
「無理だよ」
「あユイちゃん」ストーブさんが連絡してユイちゃんも駆けつけました。
「気持ちはわかるけど無理。これは現実だから逆回転は出来ないよ」北三陸の現状を知るユイちゃんの優しさから出た言葉でした。
ユイちゃんの言葉に黙って耳を傾けるアキちゃん。
袖が浜のホームで二人で話すアキちゃんとユイちゃん。
「どう変わった?変わんないように見えるよね。今日海穏やかだし」海を見ながらアキちゃんに話しかけるユイちゃん。
「なんで帰ってきたの?」とアキちゃんに尋ねました。
「アキちゃんが来てよ」震災の日にユイちゃんがアキちゃんに言った言葉。
覚えてないんだ…アキちゃんは少し悲しくなりました。
「ごめん。言い方きつかったね」とアキちゃんの表情を見てフォローするユイちゃん。
「でもデビューしてこれからって時期じゃん。春子さん心配したでしょ」とユイちゃん。
「ちょっと。でもすぐわかってくれた。ママはママでやりたいこと見つかったみたいだし。ユイちゃんは?」とユイちゃんの隣に座り話をするアキちゃん。
「私が何?」と聞き返すユイちゃん。
「落ち着いた?」とアキちゃん。
ユイちゃん笑いながら
「言葉選ばないでよ。落ち着いてるよ私はずっと。心配しなくても。週3でスナック出てるし彼氏できたし」
彼氏にじぇ!と驚くアキちゃん。
こんな感じと携帯を見せてもらうアキちゃん。
「ハゼとジミヘンドリックスを2で割ったかんじ」と話すユイちゃん。
「割れない。2で割ったら人間じゃなくなる」と驚きを隠せないアキちゃん。
「私も考え方変わったよ。自分のことついてない女だと思ってたけどもう不幸とか通り越して悪運強いかもと思うようになった」とユイちゃん。
「東京行っても私アイドルになれなかった気がする。無理してるわけじゃないよ。本心で言ってる。アキちゃんみたいにみんなに好かれてみんなを笑顔にする才能私にはないもん。これでよかったんだよ」と話すユイちゃん。
「そうかな」とアキちゃん。
「そうだよ。ていうかそうなの」と寂しそうに遠くを見つめるユイちゃん。
「でアキちゃんはなんで帰ってきたの?」と尋ねるユイちゃん。
「決まってるべ。ここが一番いいとこだってユイちゃんに教えるためだ」と立ち上がって答えるアキちゃん。
「1回も東京さ行ったことないユイちゃんの替わりにオラが東京さ行って芸能界とかこの目で見て色々経験して…でも結局ここが一番いい。北三陸が一番いいぞって教えてやるためだ」と力強く話すアキちゃん。
「本当に?本当にここが一番いい?」と尋ねるユイちゃん。
「間違えねえべ!」と親指を立てるアキちゃん。
そんなアキちゃんを見て笑顔になり
「大好きなアキちゃんがそう言うなら信じようかな」と同じく親指を立てるユイちゃん。
親指を立てたまま拳をあわせて二人で笑うアキちゃんとユイちゃん
「よし決めた!こうなったら私ここから一歩も出ない。東京なんか行かない!私に会いたければみんな北三陸に来ればいいのよ」と吹っ切れたユイちゃん。
「アキちゃん帰ってきてくれてありがとう」とお礼を言うユイちゃん。
アキちゃんは嬉しそうに微笑みました
そして7月1日海開きの日がやってきました。
「道のりはなげえ。でもやらねばなんねえ。わざわざけえってきたんだから」と決意を新たにするアキちゃん。
今年の放送はアキちゃんが担当しました
呼びかけも一段落しマイクを切っていたつもりのアキちゃん。
「あ美寿々さんかわってけろ。うっかり普通のパンツはいてきちまった。濡れたら困るから換えのパンツ取ってくる」と話しますがマイクは入ったままでこの会話がすべて流れてしまい大慌てのアキちゃん
震災後わずか4ヶ月で海女の実演が行われるということで袖が浜は大盛り上がり!
ストーブさんの動画のおかげでヒビキを筆頭に多くのファンも駆けつけました。
「やっぱり天野アキは三陸の海が似合うって!東京じゃぱっとしなかったもんね」と相変わらずのヒビキ。
「なんだとこのやろー!」掴みかかろうとするアキちゃんを止める菅原さん。
転んでもただでは起きない北鉄と観光協会。
今度は北三陸を今度こそ何とかすっぺ〔K3RKDNSP〕Tシャツを作りました。
「よろしく頼む。だって被災地だもの」と菅原さん。
ほくそ笑む大吉と菅原さんに囲まれるアキちゃん
「よーし!ウニ獲るぞー!」
2011年の夏が始まりました
今回は久しぶりに直接会ったアキちゃんとユイちゃんの会話が見れました
東京に行く夢を諦めようとして気持ちを整理している感じがするユイちゃんが切なかったです
でもアキちゃんが帰ってきてユイちゃんだけでなくばっぱや北三陸のみんなにも少しは笑顔や元気が戻ったのかなって思いました。
今日のアキちゃん
海開きの放送をするアキちゃんです
これを見るとガールズロックスを思い出しますね
ユイちゃんと拳を合わせる場面も二人の友情が感じられて好きな場面です
「ちょっと待って。先行ってて。海女カフェ寄ってく」とアキちゃん。
「止めとけ」と弥生さん。
「アキちゃんが懐かしいと思うものはもうないよ」と美寿々さん。
アキちゃん二人の言葉で海女カフェに何が起こったかを悟り不安な表情になりました。
ばっぱに連れられみんなと一緒に海女カフェに向かうアキちゃん。
地震と津波の影響で魚は死に荒れ果てた海女カフェを見てショックを隠せないアキちゃん。
ストーブさんたちが作ってくれた潮騒のメモリーズの看板が埋もれているのを見つけ手で土を取り除こうとしました。
「誰のせいでもねえんだアキ。自然のいいところばかり利用して自然の怖えとこ目背けてそのうち忘れちまう。それが人間の傲慢さだ」と言い聞かせるようにアキちゃんに話すばっぱ。
ばっぱの方を向いて話に聞き入るアキちゃん。
そして再び土を取り除き始めるアキちゃん。
「決めた!」アキちゃんが声を上げました。
足を止めアキちゃんの話を聞くばっぱたち。
「海女カフェ復活させっぺ!ここさもう一回海女カフェ作るべ!」と力強く話すアキちゃん。
「おめえ夏ばっぱの話聞いてなかったのか」と弥生さん。
「だいたい聞いてた。要するに気にすんなって意味だべ」と前向きに捉えるアキちゃん。
そんなアキちゃんを見てばっぱたちは微笑みました。
「正直わかんねかった。オラにできることやるべきことってなんだべってずっと考えてた。東京でテレビ見てたらあまりに問題が山済みで正直オラひとりじゃどうにもなんねえって思ってた。でも帰ってきたら色々はっきりした」とアキちゃん。
「とりあえず人は元気だ。みんな笑ってる。それはいいことだ。食べるものもまあある。北鉄も走ってる。それもいいことだ。んだ東京にいたらいいことが耳に入ってこねえんだ。つれえことばっかり…あれ何の話だ?」と考え出すアキちゃん。
「海女カフェ?」と助け舟を出すユイちゃん。
「んだ!オラが作った海女カフェが流された。直すとしたらオラしかいねえべ。これぞまさにオラにできる事だべ」と前向きに話すアキちゃんを暖かく見守るかつ枝さんたち。
「無理だよ」
「あユイちゃん」ストーブさんが連絡してユイちゃんも駆けつけました。
「気持ちはわかるけど無理。これは現実だから逆回転は出来ないよ」北三陸の現状を知るユイちゃんの優しさから出た言葉でした。
ユイちゃんの言葉に黙って耳を傾けるアキちゃん。
袖が浜のホームで二人で話すアキちゃんとユイちゃん。
「どう変わった?変わんないように見えるよね。今日海穏やかだし」海を見ながらアキちゃんに話しかけるユイちゃん。
「なんで帰ってきたの?」とアキちゃんに尋ねました。
「アキちゃんが来てよ」震災の日にユイちゃんがアキちゃんに言った言葉。
覚えてないんだ…アキちゃんは少し悲しくなりました。
「ごめん。言い方きつかったね」とアキちゃんの表情を見てフォローするユイちゃん。
「でもデビューしてこれからって時期じゃん。春子さん心配したでしょ」とユイちゃん。
「ちょっと。でもすぐわかってくれた。ママはママでやりたいこと見つかったみたいだし。ユイちゃんは?」とユイちゃんの隣に座り話をするアキちゃん。
「私が何?」と聞き返すユイちゃん。
「落ち着いた?」とアキちゃん。
ユイちゃん笑いながら
「言葉選ばないでよ。落ち着いてるよ私はずっと。心配しなくても。週3でスナック出てるし彼氏できたし」
彼氏にじぇ!と驚くアキちゃん。
こんな感じと携帯を見せてもらうアキちゃん。
「ハゼとジミヘンドリックスを2で割ったかんじ」と話すユイちゃん。
「割れない。2で割ったら人間じゃなくなる」と驚きを隠せないアキちゃん。
「私も考え方変わったよ。自分のことついてない女だと思ってたけどもう不幸とか通り越して悪運強いかもと思うようになった」とユイちゃん。
「東京行っても私アイドルになれなかった気がする。無理してるわけじゃないよ。本心で言ってる。アキちゃんみたいにみんなに好かれてみんなを笑顔にする才能私にはないもん。これでよかったんだよ」と話すユイちゃん。
「そうかな」とアキちゃん。
「そうだよ。ていうかそうなの」と寂しそうに遠くを見つめるユイちゃん。
「でアキちゃんはなんで帰ってきたの?」と尋ねるユイちゃん。
「決まってるべ。ここが一番いいとこだってユイちゃんに教えるためだ」と立ち上がって答えるアキちゃん。
「1回も東京さ行ったことないユイちゃんの替わりにオラが東京さ行って芸能界とかこの目で見て色々経験して…でも結局ここが一番いい。北三陸が一番いいぞって教えてやるためだ」と力強く話すアキちゃん。
「本当に?本当にここが一番いい?」と尋ねるユイちゃん。
「間違えねえべ!」と親指を立てるアキちゃん。
そんなアキちゃんを見て笑顔になり
「大好きなアキちゃんがそう言うなら信じようかな」と同じく親指を立てるユイちゃん。
親指を立てたまま拳をあわせて二人で笑うアキちゃんとユイちゃん
「よし決めた!こうなったら私ここから一歩も出ない。東京なんか行かない!私に会いたければみんな北三陸に来ればいいのよ」と吹っ切れたユイちゃん。
「アキちゃん帰ってきてくれてありがとう」とお礼を言うユイちゃん。
アキちゃんは嬉しそうに微笑みました
そして7月1日海開きの日がやってきました。
「道のりはなげえ。でもやらねばなんねえ。わざわざけえってきたんだから」と決意を新たにするアキちゃん。
今年の放送はアキちゃんが担当しました
呼びかけも一段落しマイクを切っていたつもりのアキちゃん。
「あ美寿々さんかわってけろ。うっかり普通のパンツはいてきちまった。濡れたら困るから換えのパンツ取ってくる」と話しますがマイクは入ったままでこの会話がすべて流れてしまい大慌てのアキちゃん
震災後わずか4ヶ月で海女の実演が行われるということで袖が浜は大盛り上がり!
ストーブさんの動画のおかげでヒビキを筆頭に多くのファンも駆けつけました。
「やっぱり天野アキは三陸の海が似合うって!東京じゃぱっとしなかったもんね」と相変わらずのヒビキ。
「なんだとこのやろー!」掴みかかろうとするアキちゃんを止める菅原さん。
転んでもただでは起きない北鉄と観光協会。
今度は北三陸を今度こそ何とかすっぺ〔K3RKDNSP〕Tシャツを作りました。
「よろしく頼む。だって被災地だもの」と菅原さん。
ほくそ笑む大吉と菅原さんに囲まれるアキちゃん
「よーし!ウニ獲るぞー!」
2011年の夏が始まりました
今回は久しぶりに直接会ったアキちゃんとユイちゃんの会話が見れました
東京に行く夢を諦めようとして気持ちを整理している感じがするユイちゃんが切なかったです
でもアキちゃんが帰ってきてユイちゃんだけでなくばっぱや北三陸のみんなにも少しは笑顔や元気が戻ったのかなって思いました。
今日のアキちゃん
海開きの放送をするアキちゃんです
これを見るとガールズロックスを思い出しますね
ユイちゃんと拳を合わせる場面も二人の友情が感じられて好きな場面です