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あまちゃん第140話 北三陸のベストカップル

2016-03-22 23:32:32 | あまちゃん放送中
震災後のユイちゃんの変化。アキちゃんは震災の被害を自分の目で確かめるために色々な場所へ足を運びました。
震災から4ヶ月たったのにも関わらず船が一隻もない海。

ユイちゃんと大吉が車両ごと閉じ込められたトンネル。

そして復旧のめどが立たない北鉄の線路。
あまりの光景に言葉を失うアキちゃん。

震災当日にユイちゃんが見た光景はこんなものじゃない。
ユイちゃんが負った心の傷の深さを思わずにはいられないアキちゃん。

灯台に行き春子の落書きを見ながら考えるアキちゃん。

ユイちゃんだけでなく北三陸のみんなは多くのものを失いそれでも笑っているんだ。

灯台を後にして走り出すアキちゃん。
何かに躓いて転んでしまいます。
通りがかったばっぱに聞くと漁に使う網だそうです。
アキちゃん何か思いついたのかその網を持って漁協仮事務所へ向かいました。

「花巻さん。これでミサンガ作るべ」と提案するアキちゃん。
アキちゃんは使い道がなくなっていた底引き網でミサンガを作ろうと考えました。
しかし「アキ。それはダメだ」とかつ枝さんが反対しました。
「なして?ただ捨てるには持ったいねえべ」と不思議そうなアキちゃん。

「ちがう。捨てるに捨てられず置いてあるのだ」と花巻さん。
「アキちゃん。底引き網には漁師の魂が宿っているんだ。神聖なものなんだ」とアキちゃんに教える組合長。
「だったらなおさらほっとく手はねえべ」とばっぱがアキちゃんを追いかけて入ってきました。
「手首さ巻いたミサンガ見るたびに1日でも早く漁さでるべって気になるべ」とアキちゃんに賛成するばっぱ。
「それは復興のシンボルだ」と力強く言うばっぱを見てアキちゃんも嬉しそうに笑いました。

「売り上げたお金で新しい網買って一石二鳥だ」というばっぱ。
さすが転んでもただでは起きない北三陸です
早速みんなでミサンガ作りが始まりました

リアスに試作品を持っていき勉さんの琥珀をつけ完成です。
誰に付けようか吟味する弥生さん。
弥生さんが選んだのは…ストーブさんでした

「ていうかなんでストーブさんの手さ結んだの?」と質問するアキちゃん。

「ごめん。なんか一番幸薄い顔してたから」と答える弥生さん。
「ああ」と納得するみなさんでした
「こんにちは!帰ってきた海女のアキちゃんです」ミサンガPR動画を撮影中のアキちゃん

順調に撮影が進んでいるように見えましたが…
「ごめん止めて」と突然撮影を止めるアキちゃん。

「オラ1人じゃ物足りねえべ。やっぱりユイちゃんも…」とアキちゃん。
「私はいいの。アキちゃん芸能人なんだから自信持って!」と誘いをやんわり断るユイちゃん。
説得は無理と悟ったアキちゃんしぶしぶ「わかった」と言い撮影が再開されました。


先輩と電話をするアキちゃん
先輩のミサンガはアキちゃんが作ったものでそれを聞いた先輩は嬉しそうでした。
「元気か」と尋ねる先輩。
「うん。北鉄は一駅しか動いていないし漁船も出てねえけどみんな元気だ」と答えるアキちゃん。
「みんなでなく天野のこと聞いてるんだけど」と先輩。
「ああごめん」と嬉しそうなアキちゃん

いっそんが海底調査をやっている事を先輩に話すアキちゃん。
しかし先輩の板前になる意思は強くお盆に帰るといっそんに伝えてけろとアキちゃんに伝言をします。
アキちゃん長電話がばれないようにばっぱが寝ているか確認しています。

「お盆かまた会いてえな」とアキちゃん。
「ずぶんもだ」とラブラブな二人でした
電話を終えたアキちゃんばっぱに背中を叩かれました。
「電話代も電気代ももったいないべ」と怒られてしまいました

晩飯を作り始めるばっぱに思い切って質問するアキちゃん。
「夏ばっぱは海怖くねえの?津波見たんだべ?」とアキちゃん。
「見たよ。高台からな」と答えるばっぱ。
「潜りたくねえとか思わないの?」と質問を続けるアキちゃん。
「潜らなければどうやっていきていくんだ」と答えるばっぱ。
「リアスもあるしミサンガ作れば小遣い稼ぎになるべ」とばっぱを気遣うアキちゃん。

「それじゃあ張り合いねえなあ」とばっぱ。
「もともとが忙しすぎるんだよ。夏ばっぱ。もう67だべ。四捨五入したら100歳だべ!」
「どこで四捨五入してんだ」と案の定ばっぱに突っ込まれるアキちゃん。
「また体壊したら大変だべ。今度はママいねえし。みんな自分のことに精一杯だ。ウニいねえしせめて潜るのはやめたらどうだ」とばっぱを説得しようとするアキちゃん。
しかしばっぱの反応はありませんでした。
「オラ見ちまったんだ。流された船とか車とか。ひん曲がった線路とか。あんな光景見たら普通逃げ出したくなるべ」と話すアキちゃん。

「いいかアキ。海が荒れて大騒ぎしたのは今度が初めてじゃねえ。50年前のチリ地震の時も大変な騒ぎだった。まさか生きてるうちにもう一回怖い目に遭うとは思わなかった」ばっぱがアキちゃんに話し始めました。
真剣な眼差しでばっぱの話を聞くアキちゃん。

「でもだからって海が怖えって決め付けて潜るのやめてよそで暮らすべなんてそんな気にはなんねえ」とアキちゃんに話すばっぱ。
「例えば漁協のかつ枝と組合長な。1人息子が19の時に波に飲まれてようその遺影など遺品など全部流されて…それでもここで笑ってる。笑って暮らしてるかつ枝と長内さんにさあここにいたら危ねえよだの海から離れて暮らせだの言えるか?…オラ言えねえ」ばっぱの話に聞き入るアキちゃん。

「オラもしここ離れたらどこに帰ってくるんだ?公園のログハウスか?それとも世田谷のマンションか?」
「似あわねえな」と微笑むアキちゃん。

「だからここで待ってるしかねえんだ。忠兵衛さんと引き合わせてくれた海がオラたち家族のおまんま食わせてくれた海が1回や2回へそ曲げたからってよそで暮らすべなんてオラはなっからそんな気持ちで生きてねえぞ」と言い切るばっぱ。

ばっぱの生き方を理解し「うん」とうなずくアキちゃん。

そこへかつ枝さんと組合長、おまけにいっそんがやってきました。
「噂をすれば北三陸のベストカップル!」と出迎えるばっぱ。
「誰と誰だ」とかつ枝さん。
「組合長とメガネ会計ババアだ」といじるアキちゃん
「なんだとこのやろー」と楽しそうにアキちゃんの首を絞めるかつ枝さん

海底調査などで忙しいはずのいっそんもミサンガ作りに協力してくれていました


今日はばっぱやかつ枝さんたち北三陸の人々のかっけー生き方に感動した回でした。
地震の爪あとの深さを自分の目で確認したアキちゃん。
アキちゃんなりに地震の怖さを感じたからばっぱに無理をさせたくないし危険な目にあわせたくない気持ちはすごく分かります。
ばっぱのアキちゃんの気持ちが分かるからアキちゃんの話をきちんと聞いてから北三陸に住む人々の生き様をアキちゃんに話してあげましたね
辛い思いをしてきて今回も遺影など流されてしまったかつ枝さんと組合長。
それでも落ち込んでいるところを見せずアキちゃんをかわいがり生きるため復興のために頑張る姿は胸を打ちます。

今日のアキちゃん

海女の顔出し看板からひょっこり顔を出すアキちゃんです
アキちゃんのPR動画は素晴らしいものばかりです
あとはかつ枝さんに首を絞められているときの笑顔も良かったです