オレ達は太陽と一緒に戦っている

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あまちゃん第144話 ミズタクの原点 

2016-03-26 22:56:20 | あまちゃん放送中
突然北三陸を訪れ豪快にウニ丼を食べる梅さん。
アキちゃんと先輩が駆けつけましたが先輩の様子がどこか変でした。

それもそのはず先輩は梅さんに無断で北三陸に戻ってきていました。
「すいません。勝手してすいません」と頭を下げる先輩。
「何も言うな種。言わなくてもわかってる。こんなうまいもの食えるやつが東京なんか来なくていい!こっちで頑張れ」と先輩にエールを送る梅さん。
「種市のことよろしくお願いします」といっそんに頭を下げる梅さん。

アキちゃんの顔を見ていつものように微笑む梅さん

久しぶりに梅さんの姿が見れて嬉しそうなアキちゃん

北三陸に滞在した時間わずか48分、ウニ丼7つ食べて10時間かけて帰っていきました。
海女の格好でドキュメンタリー番組の取材を受けるアキちゃん。

一方東京では正宗が甲斐さんに春子との再婚の証人になって欲しいと春子に秘密で頼んでいました。
そんな中ミズタクを連れイライラした表情の春子が入ってきました。
「緊急事態!仕事辞めたいんだって!」と春子。
「長い間お世話になりました」と辞表を渡すミズタク。
正宗が辞表を確認しようと封筒を手にとりますが中身は空っぽでした。
「中身?えっ辞表って中身いるんですか?」と天然ミズタク
「はああ」ますますイラつき封筒を丸め捨てる春子。

理由を聞こうとする春子ですが奥歯に物が挟まった言い方のミズタクに怒りが収まりません。
「はっきりいいなさいっていってんの!」と怒鳴る春子。
「仕事が面白くないんです」と本音を話し始めたミズタク。
「太巻さんのところにいた頃からずっと磨けば光る原石を扱ってきました。でもはじめから光ってる女優さんにどう接したらいいかわかんないです」

「ダメだ論点ずれてる。鈴鹿さんは悪くないです。僕が自分が思っている以上にアイドル熱高めというかそれ以外興味ないっていうか」と自分の気持ちを話すミズタク。
「わかるよ。鈴鹿さんも僕ら世代のアイドルだったけど結婚しちゃったもんな」と感情を込めて言う甲斐さん。
「君が無類のアイドル好きだというのは分かった。でもね水口君。好きじゃないことや向いてない事を避けて生きていけるほど今の世の中甘くないと思うよ」とミズタクを諭す正宗。

「理想を掲げてそれを実現させる人間なんて一握り。それが出来なくてみんな苦しんでる。人生は長い。道に迷ってもいい。遠回りしてもいい。込んでたらわき道に入ればいい。どこかで誰かを拾うかもしれない。着いた場所が目的地だよ」とばっちり決まった正宗。しかし…
「そうかなあ。私この人の意見に大反対!」と反論する春子。
「着いた場所が目的地ってそんなの言い訳じゃん!自己満足じゃん!わき道?遠回り?誰か拾う?電波少年かよ!」すごい勢いで正宗を完全否定する春子。

春子から目線をそらし「目的地は見えてるの?」とミズタクに尋ねる正宗。
「はい戻りたい場所はあります」と答えるミズタク。
「お座敷列車でしょ!」とミズタクの考えをお見通しの春子。
「はい。やっぱりあれが僕の原点っていうか」とお座敷列車の動画を見るミズタク。

「拙いけど一生懸命歌う二人。それを見守る田舎の人達の屈託のない笑顔と拍手。声援と窓の景色と全部が終わった後の虚無感と…僕の中のアイドルって結局これなんです。このときの興奮を追い求めているんだなあと」と話すミズタク。
「興奮しているように見えなかったけど」と突っ込む春子に「顔に出ないもんね」とフォローする正宗。
その横では初めてお座敷列車の動画を見て興奮を隠せない甲斐さん

「なんとかアキちゃんを歌手デビューさせるところまで行ったけど今北鉄が袖が浜で止まっていることを聞いてなんか…なんかもったいないなって。復旧させすれば線路は日本中に繋がっているんだから北三陸に限らず全国に広めていけるんじゃないかって」と潮騒のメモリーズに対する想いを話すミズタク。
一方北三陸ではアキちゃんがPR動画の撮影を行っていました。
「ご無沙汰してます。潮騒のメモリーズでおなじみ海女のアキちゃんですせっかく帰ってきたんですが今年はウニがいなくて潜れません。じぇじぇじぇ

「でも私達はあきらめません。港に船が戻ってくる日を信じて復興のシンボル海女のミサンガを編んでます!」

「これは津波で破損した底引き網を再利用して作りました」

仮事務所ではミサンガを編むユイちゃんや海女クラブの姿がありました。

純喫茶アイドルではお座敷列車の動画にみんな釘付けになっていました。
「あんたもか。あんたも北へ行くのね。種市くんがね田舎に帰っちゃったのよ。そんなにいいか?北三陸。何にもないじゃん。まめぶとウニ丼と釣鐘堂とあとなんだ…」
「琥珀」と答えるミズタク。
「ていうか私の地元だよ。何であんたの方が好きになるのよ」と春子。
「わかったわよ。いきなさい」と春子。
「いいの?」と正宗は言いますが
「心がここにない人引き止めても無駄じゃん。去るものは追わずよ!」と春子。

「あ…今の夏さんの…」とミズタク。
「「うるさい!鈴鹿さんには自分で言いなさいよ。そこまで面倒見きれないからね!」と店を出る春子。
いい雰囲気で春子の後姿を見ていたミズタクでしたが突然甲斐さんが取り乱しました。
正宗が婚姻届を忘れて出て行ったからでした。
「ああ何やってんだよオレ!オレ配偶者じゃないよ!」
あわてて名前を書く甲斐さんですが配偶者のところに書いてしまいました

北三陸に戻ってきたミズタクにビールを用意するアキちゃん。

「こっちは来るものは拒まずだから構わねえだ」と歓迎するばっぱ。

「生活どうすんだ?仕事ねえど」と意外に現実的なアキちゃん。
「それはなんとか。アキちゃんにもいい知らせ」とミズタク。
「なになに」と興味津々なアキちゃん。

「アキ。おめえの父ちゃんと母ちゃんより戻すみてえだ」とばっぱ。
「なあんだ」と反応の薄いアキちゃんにそこはじぇじぇじぇでしょと突っ込むミズタク。
「あの二人はずっと夫婦だからいまさら天野でも黒川でも中身は一緒だ」とアキちゃん。
そこへミサンガを持ってユイちゃんが現われました。
「久しぶり」ミズタクとユイちゃん実に一年半ぶりの再会でした。




今日は梅さんのかっこよさ優しさに痺れました
先輩の気持ちを汲んで無断で帰った先輩を責めずにいっそんに先輩のことを頼んだ姿は最高でした
アキちゃんに微笑むのも良かったですね
潮騒のメモリーズに対するミズタクの熱い想いも伝わりました。
ミズタクを諭したり再婚が決まって泣きながら婚姻届を書いたり正宗大活躍でした

今日のアキちゃん

「あの二人はずっと夫婦だからいまさら天野でも黒川でも中身は一緒だ」
アキちゃんの家族想いの性格が出ている場面ですね
こんなことアキちゃんが言ってたと知ると二人ともまた嬉しくて泣いちゃいそうです。



あまちゃん第143話 北三陸の月と太陽

2016-03-26 01:00:50 | あまちゃん放送中
瓦礫撤去にウニの放流北三陸は再生に向けて歩みだしました
北鉄もアキちゃん効果や地道な努力の結果乗客数が1000の大台に乗りました
「アキちゃん。春ちゃんさ電話つないでけろ」と大吉。
突然の大吉の言葉に不思議そうな表情のアキちゃん。

「今でねえとダメなんだ。ちゃんとお礼言わねえと。アキちゃんのこと気持ちよく送り出してくれてありがとうって。ユイちゃんもだ。道踏み外した時に手差し伸べてくれたのは春ちゃんだった」と話す大吉。
大吉用ウーロンハイを作りながら大吉の話を聞くユイちゃん。

「結局春ちゃんはいるんだよ。北三陸に。今はいねえけど間違いなくいるんだ」と春子に感謝する大吉。
大吉の気持ちが分かり春子に電話をするアキちゃん。

「あママ?寝てた?」とアキちゃん。
「寝てたわよ。何時だと思ってんの。ていうかさどんだけ楽しいかしんないけどさ電話ぐらいしなさいよ!」と相変わらずキツイ春子。
「大吉さんがお礼言いたいって。ママに」と大吉に電話を代わろうとするアキちゃん。

「大吉さん、ママだよ」しかし大吉はウーロンハイで酔ってしまい倒れるように眠ってしまいました
「ごめん。寝ちゃった」と春子に伝えるアキちゃん。

「はあ?」と呆れる春子。
「また電話する。必ず電話する」と言って電話を切るアキちゃん。
いつの間にかユイちゃんがいないことに気付くアキちゃん。
ユイちゃんはアキちゃんと先輩を二人きりにさせるためタクシーを呼びに行ってました。
鈍感なストーブさんに「気使えよ」と突っ込むユイちゃん。
リアスにはアキちゃんと先輩、勉さんに完全に眠っている大吉だけになりました。
実質二人きりになり顔を見合わせるアキちゃんと先輩

「ここさ座って資格試験の勉強教えてもらったよね」駅のベンチに座り昔を懐かしむアキちゃん。
「先輩久しぶりに潜ったべ。どうだった?」と先輩に質問しました。
「やっぱ三陸の海はいいなって思った。もちろん今は瓦礫だのヘドロだのがあってきれいな海じゃねえけど命の源つうか人類も動物なんだなつうかうまくいえねえけど基本だなと思う」と話す先輩。
久しぶりの二人きりの会話に嬉しそうに先輩の言葉を聞くアキちゃん

「今回地震の後でさすがにみんな落ち込んでるどろうなって思ったけど楽しそうに笑ってる。真ん中に天野がいるからだ」と先輩。
「やめてけろ。こっぱずかしい」照れくさそうに席を立つアキちゃん。
「いや本当だ。東京でもこっちでも天野の周りにはいっつも大勢人がいる。みんな楽しそうに笑ってる。そこがユイとは違う」と話を続ける先輩。
「ユイはこっちがユイの笑顔見たくなるけど天野はこっちが先に笑っちまう。だから二人が揃うと最強つうか無敵つうかお互いがお互いのアイドルつうかなんかいい例えがある気がするんだけどでてこねえ」と考える先輩。
「ビールに枝豆みてえな」と答えるアキちゃん。
「いやもっといい感じの」と先輩。
「月と太陽でねえの」突然勉さんが入ってきて驚くアキちゃん。

「カラオケ歌いまーす」と店内に戻る勉さん。
「え?」そんな勉さんを見てきょとんとするアキちゃん。

「月と太陽…そうかもしんね。月を照らすために太陽があって太陽に照らされるために月があるもんな」と納得する先輩。
「先輩」先輩と一緒に潮騒のメモリーズの写真を見つめるアキちゃん。

翌朝ユイちゃんと恋バナをするアキちゃん
「何だよ。せっかく気きかせたのになんもなかったの」と不満そうなユイちゃん。
「うん…でも色々話したよ」と満足そうなアキちゃん。
「話しただけ?」と呆れ気味のユイちゃん。
「でもいい事言ってたよ。月と太陽とか…」とアキちゃん。
「だからそれは勉さんが言ったんでしょ!」とイライラユイちゃん。

ユイちゃんの迫力に押されうんとうなずくアキちゃん。
「でいつまでいるんだっけ種市先輩」ユイちゃんの勢いは止まりません。
「お盆辺りまでって言ってた」と答えるアキちゃん。
「辺りまでって…ざっくりしてんな!」とまたしても切れるユイちゃん。

ユイちゃんの勢いに海女クラブのみなさんも驚いています。
「あのねアキちゃんごめんね。お節介かもしれないけどねもっと自分勝手でいいと思うんだ」とアドバイスを始めるユイちゃん。
「オッオラわりと勝手なほうだけど」とアキちゃん。

「こんな田舎で遠慮してたらあっという間にこうなっちゃうよ。なりたいの?」と海女クラブのみなさんを指差す興奮気味のユイちゃん。
みんなの視線を感じ「失礼しました!」と叫ぶように謝るユイちゃん。
「大丈夫だ。先輩こっちさ帰ってきて店だすって言ってたし」とアキちゃん。

「私のこと甘く見ないでよ。アイドルは諦めたけど女としてはむしろこれからだと思ってるから。アキちゃんの彼氏だから今スイッチ切っているだけだからね。すぐ入るからねスイッチ!」とまくし立てるユイちゃん。
ユイちゃんの勢いに何も言えないアキちゃん。

「失礼しましたあ」とその場を去るユイちゃん。
軽い戦慄を覚えるアキちゃん。
「自分がかわいいことを知ってて実際かわいい女子にはそんな恐ろしいスイッチが内蔵されているのか」と考え込んで歩くアキちゃん。

海に目をやると先輩といっそんがいました。
「考えないようにしてたけどユイちゃんと先輩は付き合ってた。それは紛れもねえ事実だ」とふられた時の事を思い出すアキちゃん。
見る見る泣きそうな表情に変わっていきました

「うわあ!」叫びながら走り出すアキちゃん。
アキちゃんの異変に気付いて追いかけるいっそん。
久しぶりに海に飛び込むアキちゃんと「アマゾン!」と叫び後を追うように飛び込むいっそんでした


ちょうどそのころ岩手こっちゃこいテレビの池田Dが観光協会を訪れていました。
アキちゃんが帰ってきたことを聞きつけ尋ねてきたのでした。
一方仮事務所では海から上がってきたアキちゃんが髪を乾かしていました。
「天野。心配しなくてもずん¥ぶんどこさも行かねえ」とアキちゃんに話しかける先輩。
「しぇんぱい」と返事するアキちゃん。

瓦礫撤去が終わるまでここに残ると宣言する先輩。
「精一杯働きます。今やれることやります」と決意を新たにする先輩。
感動して涙を流すいっそん。
「聞いたかアマゾン!」
「はい!」と元気よく立ち上がるアキちゃん。

「おめえの彼氏は男の中の男。南部ダイバーだ!せえの!」
南部ダイバーを合唱する三人。

しかし…「すぐ入るからねスイッチ」ユイちゃんの言葉を思い出したアキちゃん。
「ダメダメ!早く東京さ帰って。近距離はダメなんです。なるべく遠くさ行って!」と取り乱すアキちゃん。

そこへストーブさんに連れられて池田Dがやってきました。
「応援してましたよみんなアキちゃんのこと。潮騒のメロディでしたっけ。ヒット間違いなしだったのに自粛になっちゃって。ユイちゃんも結局人気に火がつかなくて今はスナックのままでしょ。惜しいことしたなあ」
特に反論もせず話を聞くアキちゃん。

池田Dの目的は復興ドキュメントを製作する事でした。
「オラ1人ですか」と尋ねるアキちゃん。
「いや…できればユイちゃんも。君から言ってもらえればやる気になってくれるかな?」と話す池田D。
「二人の頑張る姿を見たらきっと全国のファンから励ましの声が届くと思うんだ」と続ける池田D。
アキちゃんしばし考えて「お構いねく」と断りました。

「励まして頂かなくても自分達でなんとかするしやってるしだから…お構いねく」と企画書を返すアキちゃん。

「失礼だったら謝ります。でもあんまり地元のためって言われると違うっていうか。オラただ潜りてえだけです。潜りてえからオラが好きだった海取り戻してえオラの好きな人達が集う海女カフェを復活させてえオラの好きなかわいい電車を走らせてえそれだけです」と自分の気持ちを話すアキちゃん。

「うん。その想いが全国のみんなに伝われば」と説得を続ける池田D。
「それは違うんです。オラ1人がやる分にはかまいません。でもオラ1人が頑張ってるというのは違うんです。ユイちゃんが頑張ってねえみたいに見えるのは違うんです。ほんとは二人でやりてえ。でもユイちゃんは戦ってるんです。オラよりも…オラなんか想像できないようなハードな体験をしてそれを乗り越えようとしてるんです。だから今は無理強いしたくないんです」

親友を思いやるアキちゃんの言葉に池田Dやストーブさんたちは聞き入っていました。
そこへリアスにいるユイちゃんから電話がかかってきました。
アキちゃんの知り合いと思われる真夏なのに革ジャンを着ている変な客がいると連絡してきたユイちゃん。
「わけあり感ハンパない。よく見ると務所帰りの小林薫つうか小林稔侍つうか小林感もハンパない」と吉田さん。
思い当たる人物が出てこないアキちゃん。

はるばるやってきたのはこの人でした


アキちゃんのユイちゃんを思いやる気持ちに感動しました
そして先輩と二人きりにさせるユイちゃんもいいですね
その後のアキちゃんいじりも最高でした
アマゾンと叫んだり先輩に感動して涙したり今日もいっそん大活躍でした

今日のアキちゃん

海に飛び込み頭を乾かすアキちゃんです
アキちゃんといえばやっぱり海に飛び込むシーンですね
ユイちゃんのスイッチに明らかに動揺するアキちゃんがかわいかったです