オレ達は太陽と一緒に戦っている

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

あまちゃん第148話 北三陸復興の狼煙

2016-03-31 20:51:37 | あまちゃん放送中
「歌うのか?」鈴鹿さんが東北でチャリティーライブをやることを知り驚くアキちゃん。

大吉と春子の電話を隣で聞くアキちゃん。

鈴鹿さんの希望は海女カフェですが海女カフェは津波で流されてしまった状態のままでした。
コンサートの日取りの話を始めようとする二人。
「その前に春ちゃん。再婚おめでとう」と春子を祝福する大吉。
「…ありがとう」と少し戸惑いながらも照れる春子。
「海女カフェ担当に代わります」と電話をストーブさんに渡しました。

「あのさ震災からちょうど1年だし鈴鹿さんは3月だと言うんだけど」と春子。
隣で聞いていたアキちゃん「ムリムリムリ!」と手を何度も振りました。

アキちゃんに代わるように頼む春子。
「あんたさああのことくれぐれもみんなには内緒だからね」とアキちゃんに話す春子。
「ああ言わね」と電話を持ち出して隠れて話そうとするアキちゃん。

「でもどうすんの?またママが落ち武者になんの?」とポロリと話すアキちゃん
「アキ!アキ!アキ!」と慌てる春子。
うっかり秘密を喋ってしまったことに気づいて「ごめん」と謝るアキちゃん。
幸い落ち武者と言っていたので大吉にはまったく意味がわかりませんでした

「影武者は金輪際やらない!そのために今歌唱指導してんの」と話す春子。
春子のレッスンはきつく「優しく教えて下さい。ほめられて伸びてきたんですわたし」と怯える鈴鹿さん。

「今んとこほめるとこ一個もないの!」とスパルタ春子。

そんな様子を聞き「大変だなあ」と漏らすアキちゃん。

「海女カフェを建てれば鈴鹿ひろ美が来る」
さっそく観光協会で会議が行われました。
しかし以前のローンも残っていて住むところもない組合長とかつ枝さんは猛反対でした。
観光協会での結論は北鉄最優先で海女カフェは5番目ということになりました
仮事務所にいた海女クラブは海女カフェ優先だとストーブさんに猛反発。
しかし震災の大変さを身をもって体験している弥生さんたちにかつ枝さんたちを説得することはできませんでした。
八方塞でギスギスしストーブさんを責める海女クラブのみなさん。
「みなさーん。すいませーん。すいません!口じゃなくて手動かしませんか?これも大事な復興支援です。一本につき百円。ね?大事にしてください」とみんなをなだめるユイちゃん。

イライラした空気は残りつつ作業に戻るみんな。
そんな様子を無言で見つめるアキちゃん。

もうすぐ一年経つというのに何一つ改善されない。
活気に溢れた2009年の夏はもう戻ってこない。
物思いに拭け海を眺めるアキちゃん。

瓦礫の山になってしまった海女カフェを一人訪れるアキちゃん。
「誰!」突然若き日の春子が現われ驚くアキちゃん。

若春子に手招きされて近寄るアキちゃん。
ボロボロになってしまった潮騒のメモリーのジャケット写真を渡されました。

若春子の姿はアキちゃんが写真を見ているうちにいつの間にか消えていました。

するとガサガサと物音がし人の気配を感じたアキちゃん。物陰に隠れ様子を見ます。
勉さんとミズタク、ストーブさんに先輩が瓦礫の撤去をしていました。
「天野?」アキちゃんに気づいた先輩。
「アキちゃん?何してんの?」と尋ねるストーブさん。
「ストーブさんは何してるんですか?」と逆に質問するアキちゃん。

「再建のメドは立たないけど瓦礫の撤去や掃除だけは自分達の手でやっておこうと思って」と話すストーブさん。
「ユイの言う通り口じゃなくて手動かさねえと」と話し作業を続けるストーブさんたち。
みんなのもとに駆け寄り作業を手伝うアキちゃん

こうして有志による清掃活動は自然発生的に始まり瞬く間に広まっていきました

海女クラブ、観光協会、いっそん、反対していたかつ枝さんや組合長みんなが手伝いました。
北鉄全線開通に向け頑張る大吉や吉田さん。
被災地に笑顔を送るためにレッスンを続ける鈴鹿さんに春子。
そして…
潮騒のメモリーズの看板も復活し海女カフェは見違えるほどきれいになりました

「ありがとうございました」とみんなにお礼を言う海女カフェ担当ストーブさん。
みんなからの暖かな拍手が鳴り響きました

さらに良い知らせが舞い込みました。
北三陸から畑野の区間が7月1日の海開きの日から運行することが決定したのです
大喜びのアキちゃんたち北三陸のみなさん

北鉄を代表して大吉から一言です。
「みなさん。ようやくこの日が来ました。思えば我が北鉄は震災の5日後から…」涙が溢れそうになり言葉に詰まる大吉。

「泣くな!」と檄を飛ばす弥生さんの目にも涙が溢れていました。
「震災の5日後から半ば強引に列車を走らせてやれ税金泥棒ややれ赤字製造列車など陰口を叩かれながらたとえ…たとえ儲からなくてもたとえ線路の両脇が瓦礫の山でも…かわらずに北鉄が走っている。相変わらず走っている…5,6人しかいなくても走ってる」涙で詰まりそうになりながらも話し続ける大吉。
アキちゃんも真剣な眼差しで聞いていました。

「その事実が市民の心の支えになると頑張って走ってきました!弥生さんこそなくな!」涙をこらえきれない弥生さんに突っ込む大吉。
「泣いてねえ!」と叫ぶ弥生さん。
「んだらオラも泣かねえ。全線が開通するその日までオラ…オラ…」と言葉にならない大吉。
「泣け!」と叫ぶ美寿々さん。
泣きながら抱きつく大吉と弥生さん。

そんな二人を見て目が潤むアキちゃん。

そして大吉を暖かく見守る学生時代からの付き合いで戦友の菅原さん。

鈴鹿さんに電話をするアキちゃん。

「あらあそうよかったじゃない。じゃあ鈴鹿もその日にしようかしら」とマイペースな鈴鹿さん。
「じぇ!その日は…」ユイちゃんノートの予定ではお座敷列車の日で戸惑うアキちゃん。
「だってお祭りでしょ。いっぱい人来るでしょ」と気合十分の鈴鹿さん。
「だからバタバタしてお構いできねえと思う」とアキちゃん。
「じゃあ前夜祭にしましょう。30日」とグイグイ来る鈴鹿さん。
「だけど…ママに聞いてみねえと」と心配そうなアキちゃん。
「社長には私からそのように伝えておきますから」と社長の椅子に座る鈴鹿さん。

「じゃあ6月30日。海開きの前日で決定な」鈴鹿さんの押しの強さに負け了解するアキちゃん。

「よっしゃあ!」と気合の入る鈴鹿さん。
移ろいやすい音程はどこまで改善されるのでしょうか。

ストーブさんミズタク先輩という恋のライバルが力を合わせ海女カフェ復活に力を注ぐシーンは燃える展開ですね
きっかけを作ったユイちゃんの言葉やみんなに感激して手伝うアキちゃんそして色々大変なはずなのに手伝う北三陸のみなさんと感動シーンもいっぱいでした
大吉のスピーチと弥生さんとのやりとりにもグッときました。
そして菅原さんが大吉を見つめるシーンもよかったです

今日のアキちゃん

きれいに片付いた海女カフェを見て笑顔を浮かべるアキちゃんです
ぶらさがっているマスクがかわいいです
鈴鹿さんのペースに振り回された電話での会話も面白かったです