飛騨古川に、300年以上も前から続く独特の伝統風習、「三寺(さんてら)まいり」は、
毎年1月15日の夜、親鸞聖人のご恩を偲び町内の3つの寺、円光寺・真宗寺
本光寺を詣でるならわしだとか。
最初に行ったのが、八つ三館のすぐ前にある「本光寺」です。
本光寺の入り口にあったのが、野麦峠の碑です。
本光寺の本堂は、十四間四面総檜造りで木造建築では飛騨最大を誇るそうです。
高山を含めて、「飛騨で一番大きい!」とは、ガイドあゆとびさんのお話です。
本堂は厳然たる構えを見せ荘厳さがただよいます。
この寺の玉垣は、「野麦峠」に見られるように、明治から大正にかけて製糸工場に働きにいった女工達や
その工場主の寄付によってつくられ、歴史的記念碑にもなっているそうです。
1904年(明治37年)8月に古川大火があり、古川の8割が焼けたそうです。
「●●ホテルのビヤガーデンは、本光寺さんより低いよな~」という町の人の会話。
きっと自慢のお寺なのでしょうね。