いっきゅうの足跡

毎日の何気ない疑問と出来事 〜inモロッコ🇲🇦 (2010年〜2012年)、in 日本(2012年〜)

中国人のお医者さん

2010-03-17 | Weblog
モロッコには結構な数のお医者さん達が、中国から派遣されているようで(今日聞いた話だとモロッコ全体で大体100人くらいとか。間違ってたらすみません。)エルラシディアのいくつかの保健センター(日本で言うクリニックの様な施設)でも、眼科や耳鼻科の中国人医師の方々が勤務しています。
なので保健センターに行ったときだけでなく、街中でも「あんたお医者さん?ちょっと診て。」「○○の薬が欲しいんだけど?!」と、時々声をかけられます。
でもその度に、「私はお医者さんじゃなくて看護師なの。すみません。」「薬は持ってないです~ごめんなさい。」と片言のアラビア語でアタフタ説明しています。

昨日と今日、エルラシディアに来て初めて県病院に行ってきました。

昨日は病院全体(救急外来、OP室、ICU、検査室、一般入院病棟、小児科、産婦人科、薬剤部、献血棟etc)を診て回りました。

今日は産婦人科病棟に一日行ってきました。行っても何にもすることは無くて、みんな忙しいので誰かについて回ることもできないんだけど。
台帳で一日のお産数をみると、本当にびっくりします。

ここでも中国人の産婦人科医、泌尿器科医、外科医、耳鼻科医などが働いています。
病院の廊下で中国人のお医者さんとフランス語で話していると、「同じ言葉じゃないの??」とモロッコ人の助産師さんとかに不思議がられました。
「もちろん違う言葉だよ、違う国だから。」と説明すると、「へ~、そうなの~。」と言われました。
モロッコの人たちにとったら(もちろん全部に当てはまらないけど)、「アジア=中国、みんな同じ顔・同じ言葉」という感じなのかなあという印象を受けています。確かにモロッコでどの家庭でも飲んでいるお茶は中国製だしそれ以外でも中国製の製品(お皿とか雑貨・洋服、包帯・ガーゼetc)を多く見かけます。

昨日初めて出会った中国人の産婦人科の女医さんは、優しくて年齢も私のお母さんより少し年上。病院のすぐ隣に中国人医師団の寮があって、ご飯に誘われたのでご馳走になってきました。
寮に入るとNTCで見覚えのある逆さまに貼られた「福」の文字、中国風のインテリア。食事はもちろん中華料理。でも食事のときは「モンジェモンジェ(食べて食べて!)」と次々に言って貰い、「あっここはモロッコ流やなぁ」少し笑えました。美味しかった♪
Comments (8)
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