“さるかに合戦”  臼蔵 と 蜂助・栗坊 の呟き

震災や原発の情報が少なくなりつつあることを感じながら被災地東北から自分達が思っていることを発信していきます。

広島に落とされた原爆

2011年07月31日 08時15分00秒 | 蜂助の呟き
おはようございます。

 今朝は、広島、長崎で亡くなられた方たちに鎮魂の花をささげます。自宅で咲き始めた純白のカサブランカです。

  

 原爆(原子爆弾)や原発(原子力発電所)は、「核エネルギー」を利用しています。原爆はウランやプルトニウムが核分裂するときに発生するエネルギーを兵器として利用したもので、通常の爆弾と比べてとても大きな破壊力を持っています。
 原発は核分裂のエネルギーでタービンを回し電気を起こすもので、いわば原理は同じなのです。

 広島に投下された原爆は長さ3メートル、重さ約4トンでリトル・ボーイ(少年)と名づけられていました。約50キログラムのウラン235が詰められていまいましたが、そのうちたった1キログラムが瞬間的に核分裂して、高性能爆弾1万6千トン分に相当するエネルギーを放出しました。
 破壊エネルギーの内訳は、衝撃波(爆風)が50%、熱線が35%、そして放射線が15%だそうです。上空600メートルで爆発しましたが爆心地から2キロメートル以内にあった建物が破壊し、焼き尽くされ、放射線による急性障害がおさまったとされる1945年12月末までに約14万人の命が失われました。
 8月6日8時15分は今週の土曜日です。そして、日本に原発を作るために、原爆で大きな被害を受けた広島市民と広島県民を利用して騙し、ウソをついてその突破口を開いた歴史を忘れてはいけません。その手口はアメリカや財界ぐるみの巧妙なものでした。いわば、広島の方々は2重に被害に合ったわけです。その意味でも、原発(原子力発電所)は生まれた時からウソで塗り固められていたと思います。
 次回は、このことについて触れます。

 それにしても広島平和記念資料館の入場料が大人50円とは驚きました。

  

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