こんにちは、蜂助です。
今朝は、バケツをひっくりかえしたような雨の音で目がさめました。今日は植物たちへの水やりをしなくてよいようです。ラッキーです。
ニチニチソウ(日日草) 品種名 ちゅらビンカ
沖縄の情熱的な雰囲気から付けられた名前でしょうか。少し大きな花で赤と白のコントラストがはっきりしています。
島根県松江市の「はだしのゲン」の閲覧制限は、撤回されました。教育委員会の事務局だけの適当な判断から閲覧制限がされていましたが、よく吟味されていたわけでもなく、右翼的な発想からきたものでもなく、ただ何となく問題がありそうな描写があるというものでしょう。騒がれたために、合わてて協議したら「撤回」ということになりました。
背景には、教育委員会の方たちの偏見があったように思えてなりません。子どもたちは、もっと判断できる力を持っていますよ。この市教委は「知る権利」について無知であるとしか言いようがありません、もっと言えば教育現場の人間には適していません。子どもの発達・成長ということを真剣に考えているとは考えられません。
ウチにある「はだしのゲン」は7巻が1980年1月10日初版です。33年も前の本です。8、9、10巻が無いので、買い求めましょう。ところで、広島の平和記念展示館で「はだしのゲン」の原画展をやっていました。作者の中沢啓治さんが昨年亡くなったために開催されていたと思います。多くの子どもたちが訪れていました。
この入口のパネルは、第4巻の表紙の使われている絵です。題名は「まっすぐ伸びよ青い麦の巻」です。なんと、まじめな題名でしょう。そして、この原画展のテーマは「生きて生きて生き抜いて」です。
さすがに広島の方たちは、「はだしのゲン」のすばらしさをわかっています。この漫画は、女性への暴力とか乱暴な描写とか目先の表面的なことではなく、それも含めて、原爆の悲惨さと生き抜こうとする人間を表現しているのです。直接的な表現は少ないですが、反戦・平和を訴えているものです。憲法9条改悪しようと企んでいる人こそ読んでほしいものです。松江市の今回の問題で、「はだしのゲン」が脚光を浴びて見直されたという点では良かったのかもしれません(皮肉かも)。
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