こんにちは、蜂助です。
今朝の仙台市も涼しくて気持ちの良い朝です。室内の温度計でも24度と過ごしやすい気温です。
アイビーゼラニウム ちょっとボケていますが、鮮やかなピンク色の花です。普通のゼラニウムとは葉の質感が全く違います。春から晩秋まで咲き続けてくれます。
東北電力は赤字だとして9月1日から家庭用で10%弱の値上げ申請をし認可されています。しかし、本日の地方紙・河北新報では「東北電、家庭向け黒字」と一面トップで大きく報じられています。残念ながら、WEb版がまだ出ていないようですが「 」内の文字のキーワードで検索してみてください。すぐに引っかかると思います。記事によると、経済産業省が今月発表した大手電力各社の2012年度部門別収支計算書で、東北電力が唯一、家庭向け部門で黒字を保ったことがわかった、としています。
消費者を騙して値上げ申請したことになります。東北は東日本大震災に苦しみ、値上げは被災者に配慮してほしいと要求してきましたが、これでは値上げの根拠そのものがウソだったということになります。東北電力が東日本大震災後に不眠不休で停電を早く復旧させるために頑張っていたことは誰でも知っています。地域の中で信頼されていることも事実です。その信頼を裏切るとは・・・
東北電力の海輪社長は一週間前に次のように言っていました。うそつき!
電気料金のメニュー多様化 東北電社長、黒字転換に意欲
東北電力の海輪誠社長は21日、河北新報社のインタビューに応じ、9月1日実施の電気料金引き上げに関連して「家庭向け、企業向けとも新たな料金メニューを検討して負担軽減を図る」などと述べた。収支見通しについては「4期連続の赤字は許されない」と今期決算の黒字化にあらためて意欲を見せた。
海輪社長は家庭向けの値上げ(平均8.94%)について「仮設住宅など使用量が少ない家庭では上げ幅が5%前後と、結果的に優遇されるよう設定した」と説明。電力市場の全面自由化を見越し、料金メニューの多様化で新電力などとの競合に備える考えも示した。
電気料金の上げ幅をめぐる国の査定では、料金原価に含まれる人件費や資材調達費などの削減目標が示された。今後の経営合理化策について「従業員のモチベーションや取引企業、地域経済への悪影響を考慮する必要がある」と語り、必ずしも数値目標にこだわらない姿勢を明らかにした。
東北電は2011年3月期から赤字決算が続く。海輪社長は今期決算について「赤字は株主にも申し訳ない。黒字転換で内部留保を積み増し、将来のリスクに備えたい」と語った。
運転停止中の女川原発(宮城県女川町、石巻市)と東通原発(青森県東通村)にも言及。「原子力は経済性が高い上、(多様な発電手段を持つことで)火力発電の燃料費抑制と電気料金の低廉化につながる」と再稼働の必要性を強調した。
東北電は2月に国に電気料金引き上げを申請し、今月6日に経済産業相の認可を得た。同社の本格的な値上げ改定は33年ぶり。
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