9月12日(土曜日)晴れ
ダム巡りも自宅からの近場は回り終え、電車や車でないとたどり着けない所のダムカードを
頂にスタートしました。
今日は滋賀県の4ダムを回ることにします。
朝6時31分発のJRで草津駅まで輪行なので、それまではうたた寝タイムとしました。
草津駅に着き駅前には草津宿の石碑があります。旧東海道の宿場が有った所で賑わいを感じます。
駅前の広場で輪行袋からロードを取り出し、ロードを組み立てていると駅前の美化に努めているおじさんが、
私に問かけてこられます。
「今日は琵琶湖1周ですか。」 「いいえ。」
「琵琶湖1周されている方が大勢いてますが、おたくは今日はどちらへ行かれますか。」
「甲賀のほうのダムへ行こうと思っています。」
「青土ダムですか。」「その奥にカモシカ壮があって、そこではお風呂も有りますよ。と親切に教えて下さいました。
8時21分にダムへ向けてGo。
R1東海道を東に進み栗東市に入り、R8との3差路を間違わないようR1を進みます。
野洲川沿いに走ると川をまたいで大きな橋が見えてきました。石部大橋で私もこの橋を渡ります。
R1も徐々にトラックの台数が増えて走りづらくなってきました。
車の台数が少なそうなK27を選んで進みます。もう秋のようで田の稲刈りが7分程度終えて
小学校では秋の運動会が催されていました。赤白どちらもガンバレー。
R1と並行してのK27へエスケープして進んでいると、「バイコロジ推進 自転車優先道路」なる道が。
ちょっと、この自転車道を走ってみましょう。晴れ渡った空に川のせせらぎが気持ちを和らげてくれて、気分は最高です。
自転車道も終点に。K13突き当りここからは土地勘もなく印刷してきた地図が頼りです。
青土ダムならR1で、日野川ダムならR477です。R1だとまたトラックの嵐に遭遇となりそうなので
日野川ダムを目指すことにしました。
R477沿いに大きな池が、その向こうには茶色い屋根の建物が目に映ります。「アグリパーク竜王」の看板が。
小高い坂を上ると道の駅「アグリパーク竜王」の入り口に到着しました。
新鮮野菜や地元の特産品販売、パン工房、バーベキュー、動物ふれあい広場など等色んな事で楽しめそうです。
R477から道を間違えて、左折しなければならない所を道幅を変わらなかったので直進してしまいました。
広域農道でそのまま進んでいるとR477に合流です。あ~~~良かったと胸をなで下ろします。
すぐ横を日野川が流れており増田橋に寄ってみました。川幅は広そうですが今日は水かさは低く水も奇麗でした。
増田橋の横に日野川の看板があり、日野川ダムまでは橋が4つ架かっており日野川ダムまではもう少しです。
日野川ダムへのアプローチはR477から少し町中に入った所なので、K41から市内へ入ってみました。
町の一角に曳山のモニュメントが、毎年5月2日、3日の両日に日野祭りが行われるようで、16基の曳山が巡行するとのことです。
また、見送りや彫刻は重要美術品に匹敵するそうで、歴史の重みを感じます。
道に「近江日野商人館」と書かれた道標が立っており、寄り道してみます。
着いたのはどうも裏口のようで大きな土蔵が奥に見えます。
中では日野商人にまつわる展示物などが拝見できるそうです。
日野川ダムへと向かいますが、ダムの入り口がわからず川沿いの道を進めど
団地内をグルグル回ることに、そうしているとダムの様相が見えるところまで寄ってきました。
細い道を進むとダムゲートに到着。やったー。(写真右の細い道を進んで来ました)
ダムカードをと管理所のインターホンボタンを押しますが、今日は留守のようで応答がありません。
玄関のガラスには「ダムカードあります。配布は着払いでの郵送、来庁が確認できない場合は配布できません。」の注意書きが。
いつものように封筒に切手を貼って「ダムカード希望」と記し玄関に投函しました。届きますように。
日野川ダムの外周を漕いで行き、再びR477へ合流します。程なく進むと「農業公園・ブルーメの丘」の看板が。
小高い丘の上に茶色の屋根の建物が並んでいます。
地ビール工房、農業体験、バーベキュー、花や池、ヒツジなどとの動物との体験などいっぱい楽しめそうです。
少し坂がきつくなってきましたが先週の六甲山よりは斜度が緩やかで足にも余裕があります。
蔵王ダムが見えてきました。ロックフィルダムのようで岩石が肌を敷き詰めてあります。
ダムの堤頂までやって来ました。堤頂を対岸まで行ったり、ダム湖を眺め、
広々としたダム湖で農業用に使われ放流は少なそうでした。
管理所に向かいダムカードを1枚頂きました。
管理員さんが「これからどこへ」と
「野洲川ダムまで」と答えると「気を付けて行ってらっしゃい」と管理員さん。
「どうもありがとうございます。」
他のダムでも管理員さんは気さくな方が多いようで良く話しかけられてきます。自転車でのせいもあるかもしれませんが。
蔵王ダムを後にしてR477を漕いでいきます。
ここからはだらだらとした坂が続きます。平子峠でくねくねと曲がった道です。
途中にはグリム冒険の森なるオートキャンプ場があり、自然との体験が出来そうです。
平子峠の頂上を過ぎると一気に下りです。上った分のご褒美で、汗が引き爽快感を味わえます。
鈴鹿スカイラインの入り口まで来ました。今で50km走っています。野洲川ダムまでもう少しのようです。
ちょっときつい坂をといってもインナーローで進むと左手に野洲川ダムがお出迎えです。
台風18号の雨が溜まったのか、いつもなのかは分かりませんが、ダムから水しぶきを立てて
勢いよくダムの斜面を流れています。
堤頂でダムの名称と記念撮影をします。
このダムは重力式コンクリートダムで1951年に完成し、長年の経過で老朽化が進み
全面改修をされ2010年に完成したようで堤体の嵩上げ、越流部の改良工事をされて現在に至っています。
管理事務所はと近くの看板地図を見ると、ダムの下流にあるようで上ってきた坂を下り寄ってみました。
管理所から見るダムは山の緑、空の青、そしてダムの白さが浮き出ています。
ダムカードはと玄関に、「スタンドでのダムカード配布は終了します」との張り紙があり、
横に「ダムカードはかもしか壮に置かせてもらっています」とのことです。
こちらが草津駅で朝の掃除をされていたおじさんが言われていた「かもしか壮」です。
入り口横にロードを止めさせていただきました。
玄関には信楽焼でのたぬきさんがお出迎え。酒好きの狸さんのようで徳利を抱えて顔も火照っているのかな。
中にはいってみましょう。
今度はかもしかさんが。
鈴鹿山脈にはかもしかが多くいるようでこちらは天然記念物のニホンカモシカと書かています。
フロントでダムカードは有りますかと尋ねると「はいダムカード」と手渡され「ありがとうございます」
お風呂は露天風呂もあり日帰り温泉入浴は大人500円、宿泊も出来るようです。
中に入ってみるとお土産コーナーもあり、ゆず餅ととち餅を買いました。
かもしか壮から野洲川沿いにK9を下っていきます。
土山町鮎河の町中を過ぎ、「華郷鮎河 うぐい乃夜桜」と書かれた石碑があり、春には夜桜が楽しめそうです。
ここから青土ダムへの道を進みます。
青土ダムの上流に入ってきました。ダムはまだ先のほうに小さく見える程度で、大きなダムだと思います。
ダムの周回道路を進みます。
青土ダムエコバレーに着き、この中にブルーシャトーの総合案内所があります。
ダムカードは品切れで配布を中止されていましたが、この度ダムカードを追加制作されて
最近配布を始められたとの滋賀県ホームページで知り、案内所に寄ってみました。
こちらが青土ダムのダムカードでVer1.0となっています。
配布中止前はVer1.1だったようですが、旧の1枚ゲットしました。また情報を集めてVer1.1が発行されれば
ゲットしたいです。
大土ダムも重力式ロックフィルダムで大きな石が並んでいます。
このダムの特徴は洪水吐にあります。常用は形が半あさがお型で2か所、非常用は上に2か所と
ダムの内側に設けられてここから溢れた水を下流へ流しています。
世界的にも珍しく貴重な存在のダムです。
ダムの名称と記念撮影です。パシャッ!!
青土ダムで今日は4か所のダムを巡りました。
ダムカードは日野川ダムを除き3枚ゲット。日野川ダムは郵送をお願いしています。
今日はここまでとして、草津駅へ目指します。
K9からR1への道をと進み、R1に合体。大きな石灯篭が見えます。
「平成万人灯」と呼ばれ、多くは旧東海道の旅の往来の安全を祈願して古くは江戸中期に建立されており、
それにちなんで平成3年にこの石灯篭は立てられ、高さは日本一で9.33mあるそうです。
R1から逸れて甲賀市甲賀町、甲南町へ進みK4を草津方面に向けてペダルを漕いでいきます。
信楽鉄道の高架をくぐり、いつの間にか旧東海道を進んでいます。
道路には緑色のペイントが施されていてわかりやすいです。車の往来も少ないほうで走りやすく感じます。
東海道の宿場町「石部宿駅」です。滋賀県には東海道の宿場は「大津宿」「草津宿」石部宿」「水口宿」「土山宿」の5つの宿場があり、
その中の一つです。現在ここは休憩所のようです。
旧東海道を進んでいると、大きなお屋敷があり中では見物客が沢山おられます。
史跡「旧和中散本舗」と書かれており薬を売られていたようです。
ほんとに大きなお屋敷です。
旧東海道の宿場には今も貴重に残されており、当時の面影がよみがえってきそうです。
草津駅まで戻ってきましたが、まだ太陽は沈んでおらずもう少し走ってみることにします。
琵琶イチでは大津まで戻りますので、今日も大津駅まで行って輪行で帰ることに変更します。
なぜか石山付近で迷い東レの工場横を通り過ぎるルートに。
R1に再び乗って大津駅まで来ました。時刻は17時25分を指しています。
輪行の準備をしていると、見知らぬおじさんが「自転車って分解できるのか、ちょっと見させてね」
「ちょっと持ってもいいかね。お~~~~軽い、これならスイスイ走れそうだね」っと感嘆されています。
輪行の準備も終え、駅の売店で缶ビールとつまみを買って喉を潤します。「かんぱ~い」
顔からは汗とも言えず、塩のざらざらのような埃のざらざらのような。
電車が駅のホームに入ってきましたので、この電車で帰宅します。お疲れさまでした。
本日の記録
走行距離:123.93km
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