Nonsection Radical

撮影と本の空間

5月6日 水曜日 何も出来ずに

2015年05月06日 | Weblog
大切な休みだったのに、実質何も出来ずに過ごしてしまったのは、椎間板ヘルニアで満足に動けなかった事もある事にしよう。
ハードディスク3台を背負って自分ちに向かう新幹線は、思ったよりも空いていて3日の午後2時には自宅に着いた。
ムスメ夫婦が出て行った我が家はがらんどうで、電子レンジや掃除機など生活家電がなくなっていたので、それを買う事に。
あと5年ぐらいは”ゆっくり”と一人暮らしをする予定でいた家人は、のんびりと揃えていけばと思っていたらしいが、うるさいのが帰ってくるというので重い腰を上げて家の整理を始めたようだ。
今回の帰宅の最大の目的は上記ハードディスクの移動であったが、生活用品の補充やニャンコの生活道具など買い揃えているうちに、ただでさえ薄い財布がすっかりぺったんこになったのは、覚悟をしていたとはいえ精神的ショックは隠せない。
出発前に送った荷物は、わずかに整理ダンス3段分だけであることにショックを受け、リターン後は荷造りに励むことにしたのが今日のダンボール箱3箱分の荷物となった。
あと5箱ぐらい送らないと。
家には古いマックが置いてあるのだが、キーボードのキーを下マゴがむしり取ってしまって使えず、画面に出したソフトウェアキーボードをマウスで一つずつクリックして”打つ”ことがバカバカしくなって日記の更新は諦めてしまった。
そうするとテレビも視ないし、ラジオも祝日番組なので面白くないし、することがないので早々に寝てしまった。
すると5時半には目が醒めるので、家人も起きてこないし、何もすることがなく、ボッとしているだけの朝を迎えるので、内心「こんな生活をしているとボケるなぁ」と危惧。
ただでさえ神奈川の田舎で刺激もなく、これまでのように「文化」に接する機会も減ることを考えると、なんだかつまらない生活になりそうだなと。
とはいえ、4年半も離れていたので、記憶がすっかりなくなってしまい、見聞きすることが新鮮ではある。
どこにどんなお店があったとか、道はどこにつながっているかとか、全然記憶に残っていなくて、どこに行くにも家人に訊かなければならない。
これはボケているわけではなく、新しい情報がどんどん入ってくるので、古い情報はどんどんリセットされているのだ。
だから今の生活も少し経つと、遠い過去になってしまうのだろう。
そうやって10数回引っ越しをしてきたのだ。
車を運転するのも5年ぶりで、大変不安だったのだが、不思議とシートに座った瞬間にカラダがフィットして、思ったよりもスムーズに運転できた。
と言っても道を覚えていないので、家人を助手席に運転しながら「あっ、ここは以前に通ったことがあるなぁ」(笑)と思ったりしながら量販店に出向いたが、すっかりお店の中身が変わっていたりして浦島satobo状態であった。
クルマも、いない間にムスメのムコ殿が使っていたのだけど、アチコチ傷だらけの満身創痍状態でガッカリ。
ムコ殿は大変大らかな性格で、多少ぶつけたり傷つけたり汚したりしても気にしないようだ。
おかげでクルマを運転する前にやったことは、フロントガラス、窓、ミラーの清掃だった。
家人などはウルせぇヤツというが、ひとつひとつ自分の色に染めていこうと思うのであった。




入船の街並み
東京都中央区入船1,2,3丁目
撮影 2014年8月11日 月曜日 14時25分
コメント (4)
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