Nonsection Radical

撮影と本の空間

嘆く必要はなかった

2016年09月27日 | Weblog
どういう必要性でそうなるのかはわからないけど、せっかくデジタル化でフィルムを持ち歩かなくて済むようになったのに、相変わらず大きなカメラが売れ筋で、持って歩くだけでも大変だろうにと思うのだけど。
割りを食ってかコンパクトカメラといえども性能重視の大型化に進んでいるようで、一方でコンパクトスナップといえばなぜか28mm(相当)レンズのものが主で、次に35mmかな。
フィルムカメラだと他の焦点距離のレンズをつけた”個性派”カメラもあったのにね。
特に40mmというレンズは35mmと”ほぼ”一緒なのに全然距離感が違って結構スナップには重宝していたんだけど、散々待ち続けても出てこないんだよね。
コシナで魅力的なものがあるんだけど、レンズ交換式のためのレンズで、結局結構大きなカメラとなってしまう。
どうしてこうも便利さを追求して、レンズにはバリアが欲しいとか、沈胴化してコンパクトに収まって欲しいとかの結果、起動するまでの間にチャンスが逃げるほどの時間が過ぎることに無頓着なのかと思うのだけど、結局スナップとか言っても、”一瞬”など無頓着なのだろうと。
確かにデジカメだとスイッチ入れっぱなしというわけにもいかないので、一瞬の間はあくのだろうけど、それでもせめてスイッチを押すぐらいだけの時間差にしてもらいたいなと。
なんてことを嘆いていて思ったのは、やっぱりフィルムカメラかなと。
幸いなことに、まだ中古で40mmレンズのついたコンパクトカメラも安く売っているし、レンズの写りなど気にしないし、気が向いたら中古カメラ屋さんでも覗いてみようかと。
コメント
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