Nonsection Radical

撮影と本の空間

角兵衛獅子

2010年03月26日 | Weblog
某月某日
先日のニュースで、全日本スキー連盟が日本代表選手に対し行動規範を制定し、誓約書に署名させて同意を求める事を原案にした「再発防止策」をまとめ、4月の理事会で決定する予定だという。
何が再発してはいけないかというと、スノボのクニハハの格好・態度が批判を浴びた事で、批判を浴びるような事を防止する、あるいは、こんな事で頭を下げる事がムカつくので二度と頭を下げる事を防止するのどちらかであろう。

スキー連盟は選手の「管理」をついに表に出した。
もちろんこれまでも連盟は選手の活動をサポートするために存在したわけではなく、管理する事を目的に存在していた。
それをキレイ事に包み込んできたわけだが、そんなものを脱ぎ捨て、ハッキリと管理を打ち出したわけだ。
スポーツとは遊びで、楽しく、個人が個人としてするものだ。
それを様々な思惑で団体を作り、金儲けをし、管理している。
スポーツをする人をサポートするための団体であるならともかく、管理するために存在し、管理から外れたらスポーツさえもさせない強制力を持つなどというのは本末転倒だろう。

原案では、服装や身だしなみに規則を設け、茶髪やピアスなどを禁止し、行動や言葉遣いまで管理するようだ。
ちなみに茶髪禁止はオリンピック選手団長だった橋本聖子への当てつけであろうか。
こういう場合、選手の取る態度はいくつかある。
・言われた通りにする。
こうなるとスポーツではない。
個人の意思、表現、活動を押さえてまでスポーツはするものでない。
どうせならオトコはスポーツ刈り、オンナはオカッパかお下げにすればイイ。
・みんなで連盟を脱退し、連盟をぶっつぶして、自らのための団体を作る。
その団体は選手のための団体とし、管理ではなく、サポートを目的にする。
もちろんクニハハは「うぜ~」と言って連盟を脱退するのがカッコいい。
誓約書にサインなどするのなら、初めから大人しくしてれば良かったのだ。
連盟を脱退し、海外に移住して海外で活動する。
どうせこんなバカな事しか思いつかない連盟が牛耳るような国に未来はないので、早いうちに見切りをつけるべきである。
メダルが取れなかったのは全日本スキー連盟の存在そのものに理由がある。

またスポーツを見る側も、スポーツに倫理観や道徳、美徳を持ち出して、あるいは教育を持ち出して重ね合わせるのはやめてもらいたい。
それはスポーツではなく、体育である。
一糸乱れぬ行進などキモチ悪さやナチスや軍隊を思わせる悪夢である。

選手に力をつけ、発揮させるサポートもせずに、管理という名の束縛で選手を潰してしまう姿はスポーツではなく、角兵衛獅子を見ているようで哀れである。
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少しずつ春

2010年03月25日 | Weblog
某月某日
近所の桃の花が咲いた。
道路際にあり、誰も注目せずに枝を折られたり、冷たい仕打ちを受けている桃の木だが、けなげに桃色の花をつけている。
satoboが桃の木だと判断出来たのは、昔、実家の畑に桃の木が植えられていたからだ。

今日は旧暦の2月10日。
旧暦3月3日は4月16日だ。
やはり昔からの行事は旧暦でしないと季節がずれてしまう。
といっても4月まで桃の花は保つだろうか。
今年は咲くのが早かったのか。

雨が降って気温がまた冬に戻ったようだ。
ストーブも再開。
ただし白金カイロはやめている。
腰を触ると皮膚がベロリと剥けた。
低温火傷をしていたようだ。
肩の皮膚がチクチクするのもヤケドのためかもしれない。
ベンジンも残り少なくなったので使わずに過ごしてみる事にした。
夕方になり肩が凝っている時に「カイロがあったらなぁ」とは思うが、なければないで体操をしたりして凝りをほぐす事も始めた。
少しずつなまったカラダを軟らかくし、春になれば厚いコートを脱いで軽快に歩きたい。
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仕送り

2010年03月24日 | Weblog
某月某日
すっかり忘れていたが明日3万円振り込まないと。
今月中に別途4万円も。
子供が多いと出費がかさむ弥生3月。
まあその為だけに生きているようなものだから。
写真で金ばかり使っているわけにはいかなくなった。
satoboには将来はないが、子供達にはあるかもしれない。
いつかsatoboを追い越して(楽々簡単)立派な人になってもらいたいと願っての事。
貧乏人の子沢山。
じり貧のKODAKさん。
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折り目正しく

2010年03月23日 | Weblog
某月某日
satobo宅のトイレットペーパーはシングルのミシン目なしを使用している。
それが誰かが貰ってきたのかダブルのエンボスミシン目ありがセットされていた。
そういう場合、キチンとミシン目で切って、折り目正しく折り畳み使用する。
決して「カランカラン」などと盛大な音をたてて適当に巻き取り、無造作にゴシゴシしたりはしない。
もちろんシングルの場合でも、ツイーっと引き出し、決められた積層数に折り目正しく畳んで使用する。
ところが困った事に、ミシン目で切らずに適当なところでカットされている事がある。
こういう場合、中途半端な長さで切られた部分をどのように役立てるか悩んでしまい、思わず考える人のポーズになる。
半端な部分も含めた長さを均等に折っていけば有効利用出来るのだが、そうするとミシン目がずれてしまう。
もしミシン目がある部分に接触し、もしその時にミシン目が破れてしまうと、ある部分と指が接触してしまい、「ゴールドフィンガー」になってしまうのではないかと危惧するのだ。
もちろんインドで修行したsatoboであるから、指である部分を拭うのに躊躇はない。
躊躇どころか、今でも時々指である部分をもてあそんで・・・やめておこう。

というわけで、ミシン目で折っていく結果、半端な部分は半端な感じで折り畳まれてしまうのであった。
なんか役に立っていなさそうで気分の良いものではない。
出来るだけミシン目でカットして欲しいものだが、そんな事まで家族に注意するのも白い目で見られるのが確実なので黙っている。
愛って耐える事なのね。
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風の3月3日間

2010年03月22日 | Weblog
某月某日
3日間の連休は風が猛威を振るってしまった。
初日は書物の整理をしてすごしたが、2日めは天気が悪くなるという予報が外れて晴れたが、相変わらず風が強かったので渋谷ルデコに一ノ宮千佳ちゃんの「glass house展」を見に行った。
渋谷は風も強くなく、撮影も出来たなぁと、ちょっとガッカリ気分。
久しぶりにジョシと喋って若いエキスを吸ってきたので元気溌剌(はつらつ)3日め今日は8x10撮影に。

このブログを読んでくださっている優しい某氏からsatoboにバイテン用ポラホルダーのプレゼントがあり、これで一度にバイテンポラが3枚撮れる事になった。
もちろん今日はそのホルダー3枚を持って出た。
行った先は小田原。
小田原城址公園の動物園にいたゾウの梅子は去年の9月に死んでしまい、そのうちその象舎は取り壊されてしまうだろうと考えて記念撮影に。
城址公園には観光客があふれ、その中でデッカいカメラを構えたものだから、梅子並みに注目を浴びてしまう。
そそくさと撮影を終えて、次なる目的地へ。
小田原までの交通機関小田原急行電鉄は面白い風景がたくさん見る事が出来る。
車窓から見えたものを下車して撮影するのは楽しい。
降りたのは秦野駅。
前回撮影したところを今度は8x10で撮影という事に。
その前に某arata氏が撮影したガスタンクをsatoboも撮影しに。
ガスタンクの場所は車窓から判明したので、適当に歩いて行って発見。
ドッカ~ンという感じの建造物を撮影するのが大好き。
それにしても住宅地の真ん中にデカイ球形のガスタンクがあるというのは・・・。

光の具合を考えて(寝過ごしたわけではない・・・汗;)昼過ぎに出発したのだが、どんどん太陽は傾いてきて、慌てて次の本命の物件へと急ぐ。
セッティングをして、いざカメラを覗こうとしたら・・・
冠布がない・・・!!
慌て者のsatoboは忘れ物も多いので、場所を移動する時には立ち去る際に振り向いて忘れ物がないか確認する事にしている。
ガスタンクを撮影した時にも確認したし、キャリアカートにも冠布を乗せた記憶もある。
どこかで落としてしまったのだ。
探しに行くにもカメラはセットしてしまった。
日は刻々と傾いてきている。
どうしよう・・・もないよ・・・
意を決してカメラを放置し(汗;)もと来た道を少しだけ探しに行くと、幸いな事に少し先の路上に落ちていた!
人通りもクルマの通行も少なかったので助かった。
冠布をかぶって構図を決めて露出を変えて2枚撮影。ポラ1枚。
小田原で露出をいつものように間違えて(笑)2/3段オーバーに撮影してしまったので、珍しく保険をかけたのだ。
いつもISO100で露出計を使っていて、TXPはISO320なので変換しなければならないのだが、それを間違える。
出た値より2段絞って1/3開ける(だよね)のだが、出た値がEV14+1/3なんて事になっていると変換を間違えるのだ。
これでも珠算3級なのだ(小学校5年時取得)。
これにフィルターをかけた場合の事を考えると、計算ドリルをもう一度やり直さないと追いつかない。
まあ露出の間違いはラボテイクの金子さまに泣いてもらう事にして、夕暮れの秦野を後にしたのであった。

久しぶりに重いものを持ったら、また右手の痛みが再発した。
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