10月31日、秋田商工会議所などの主催で「第9回日本IR創設サミット」が開かれました。全国からカジノ推進派の方々のを含め約200人が参加。前半、佐野元彦氏(商議所IR推進委員長)と、IRワーキンググループ副代表の島桜子氏の講演を聞いたが、これまでと同じ「良いことづくめ」の話しにいささかうんざり。
地域経済効果5億2千万円超、観光誘客年間1350万人と雇用拡大の3点セットの繰り返しは、何の説得力がありません。秋田県の人口107万人の13倍の観光客?統合型リゾート施設で「疲弊する地方自治体が復活する大きな切り札」と強調はしても、依存症などのデメリットにはさらりと触れただけでした。
カジノは賭博以外何物でもありません。金を庶民から吸い上げ、海外の投資家へ集中させることが、どうして地方の活性化につながるのか?秋田での推進派のみなさんは、カジノ誘致効果を本気で考えているから怖いものがあります。