傍観者でならず
「エリアなかいち」がH24年7月オープンして1年半が過ぎたが、商業施設がこの3月末で賃貸契約を解除するとの報道が年明け早々に流れました。昨年10月には、商業施設来場者延べ200万人を突破とされるが、商売的には売上増にはつながってはいかなかったのでしょうか?今日夕方のAABテレビで特集番組を放映し、人口等似通った富山市との比較などしていましたが、そこの商業施設の理事長さんは「商売は儲からないとね」とのコメント。さまざまな議論を経て立ち上げ、歩き出したからには「失敗は許されない」との思いは、市民のみならず私も同感です。「にぎわい交流館」「新県立美術館」とともに「商業施設・居住施設」が三位一体の相乗効果がなければなりません。その一つでも当初の計画と目標に欠ければ、「にぎわい」どころか負の遺産になりかねrません。そのためにも多額の税金(公金)を投入した行政は“傍観者”であってはならないでしょう。イベントによる集客に頼ることなく、恒常的な「にぎわい」つくりが必要であり、行政も含めまちづくりは正念場ではないでしょうか。にぎわいとは何かを一体で考える必要があります。